ローズタウン歯科クリニックのブログ -16ページ目

ローズタウン歯科クリニックのブログ

千葉県新浦安の歯科医院です。
~浦安で世界レベルの最先端歯科医療をあなたに~
おもてなしの心を大切にした、心のふれあう歯科医療をご提供いたします。

セラミックインレーワンデー例.001

 

おく歯のつめものがとれてずっと放置していたという方。

セラミックインレーワンデー例.002

 

矢印の部分に金属がはまっていたのがとれています。

ふちの部分でほっぺたを咬んだあとがあり、とても痛々しいです。

一度咬むとまた同じところを咬んでしまうということを繰り返しやすいのです。

セラミックインレーワンデー例.003

 

少し茶色くなっています。

むし歯になっています。

クリーム色の部分はつめものです。

その下はどうなっているのでしょうか、

ここもはがして確かめる必要がありそうです。

 

少しずつクリーム色の部分を削って行きます。

セラミックインレーワンデー例.004

 

やはり下の部分にはむし歯ができていました。

フレーク状に歯がぽろぽろと削れてきます。

このような状態では構造を維持することはできません。

 

セラミックインレーワンデー例.013

 

だいぶ取り除きました。

これで大丈夫でしょうか?

セラミックインレーワンデー例.006

 

むし歯の取り残しがないか赤く染め出して確認します。

セラミックインレーワンデー例.007

 

まだまだ残っているようです。

セラミックインレーワンデー例.008

まだぽろぽろと取れてきます。

手前の歯との間をチェックしてみます。

セラミックインレーワンデー例.009

 

ここにも亀裂が入っています。

そしてむし歯があります。

セラミックインレーワンデー例.010

 

ここもきれいに削ります。

セラミックインレーワンデー例.011

 

ようやくむし歯を取り除くことができました。

約30分ほどかかっています。

セラミックインレーワンデー例.014

 

神経の空間に近いところまで触っているため

樹脂で封鎖して保護します。

セラミックインレーワンデー例.015

 

セラミックを接着して治療終了です。

セラミックインレーワンデー例.017

 

ところでお気づきになりましたか?

ひとつ手前の歯のひび。

セラミックインレーワンデー例.018

 

矢印のところにひび(上の矢印)、すきまのむし歯(左の矢印)、微少な亀裂(右の矢印)が見えます。

セラミックインレーワンデー例.019

 

入っているのはアマルガム合金です。

金属を外す場合はアマルガム合金に含まれる水銀に配慮する必要があります。

 

どのように配慮するのか?

 

特殊な防護をします。

 

これはご本人に直接お伝えしてから行いますのでここには記載しません。

 

昔は保険でも認められたアマルガム合金がいまでは環境への配慮から

使われなくなっているとは当時誰が想像したでしょうか?

 

おそらく、国が認めているから大丈夫だろうという風に思っていたはずです。

精度の高い気化水銀メーターにより気化水銀が検知できる時代がくるとは、

ほとんどの人が考えなかったでしょう。

 

防護なしで安易に削ることはおすすめしません。

水銀のデトックスかなり大変ですし、

検査費用、デトックス費用などかさみます。

 

金属を外す時はしっかりと防護しましょう。

ラバーダムだけでは防護ではない

ということを付け加えておきますね。

 

 

 

 
セラミックインレーワンデー例.001

 

歯が欠けてぎざぎざするということで来院されました。

セラミックインレーワンデー例.008

 

確かに歯の一部が欠けています。

さらにむし歯ができているように見えます。

構造的に薄くなる部分もセラミックで被いますので

ほとんどかぶせるような形になります。

セラミックインレーワンデー例.012

 

むし歯の部分がしっかり取れたかと思いきや

よく見てみると残っていることがあります。

 

最後は手の感覚が頼りです。

まだ残っていました。

セラミックインレーワンデー例.010

 

しっかりと取り残さないようにします。

8倍の拡大視野にて作業しています。

セラミックインレーワンデー例.011

 

なんとか取り終わりました。

30分ほどかかりました。

 

マイクロスコープをのぞきながらむし歯を取る度に、

思うのですがむし歯をしっかりと取るのは大変時間がかかります。

そのため、しっかりとむし歯を取りきるために1時間の予約を基本としています。

 

セラミックインレーワンデー例.009

 

温存できるエナメル質の部分は極力温存する設計で削っています。

その方が歯を長持ちさせることができますので。

 

セラミックのかぶせものを接着しました。

セラミックインレーワンデー例.013

 

セラミックインレーワンデー例.014

 

前後で比べてみましょう。

 

セラミックインレーワンデー例.015

 

しっかりと補強ができたかと思います。

削った翌日に完成というのも

仮どめが取れたり、角が舌やほっぺたに当たったり、再感染の可能性などを考えると

メリットですね。

 

さて、この方の場合は一つ手前の歯の治療がこれから必要になります。

そして、治療が終わったら唾液の精密検査を行い

う蝕リスク判定の予定です。

 

これまでの治療の跡からう蝕菌が非常に多い可能性が高いので、

繰り返しの危険性が高ければう蝕菌の除菌を行い、

リスクを下げる治療をしてフィニッシュとなります。
セラミックインレーワンデー例.001

 

下あごの一番うしろにある歯です。

かみ合わせの部分に樹脂が詰めてありますが、

欠けています。

 

欠けたところからむし歯が見えます。

樹脂を詰めれば簡単に治るように思えますが

経過をみていくとこのような状態になることが多くみられます。

セラミックインレーワンデー例.002

 

むし歯をとっていきますと、

中に密閉材が見えてきました。

セラミックインレーワンデー例.003

 

この歯は以前に歯内療法をうけた歯だということです。

つまり、神経がない歯です。

 

歯の中に感染はありませんでしたので、

そのまま樹脂で一部を封鎖しました。

セラミックインレーワンデー例.004

 

この歯は最終的には補強も兼ねてかぶせますが、

ひとつ問題がありました。

 

歯の丈があまりにも短すぎるのです。

 

ということは、

通常の土台を作って、かぶせものをするという二重構造で

歯を作るのが困難です。

作ったとしても非常に外れやすいものになるでしょう。

 

このような場合、苦肉の策ですが

土台部分とかぶせる部分を一体とした構造物で

歯を修復することがあります。

セラミックインレーワンデー例.005

 

歯の色が一見、むらさき色をしていますね。

釜で焼く前の状態です。

 

釜で焼いて接着しました。

セラミックインレーワンデー例.006

 

きれいに入りました。

 

 

さて、一つ手前の歯にも樹脂が入っていますがなんとか耐えています。

今後欠けてきたりする場合は補強が必要になるでしょう。

 

 
セラミックインレーワンデー例.001

 

なんとなくしみ始めたということで、

拡大視野で確認してみますと、

セラミックインレーワンデー例.002

 

亀裂が入っていました。

その下の部分は黒くなっていますが、

つめてある金属が透けているのか、

むし歯ができているのかはっきりしません。

 

症状があるので

金属を外し中を見てみますと

大きな虫歯ができていました。

(おおかた予想はしていましたが)

 

 

セラミックインレーワンデー例.002

 

亀裂は歯ぐきぎりぎりのところでストップしていましたので、

通法どおり中をきれいにして補強です。

 

セラミックインレーワンデー例.003

 

経過をみて症状がなくなるのを一旦確認後、

歯の修復処置にとりかかります。

 

エナメル質の処理をして、

セラミックインレーワンデー例.005

 

接着部分もきれいにします。

唾液中のタンパク質が接着を邪魔しますので、

とても大事な操作の一つです。

セラミックインレーワンデー例.006

 

接着のための処理剤を塗って、

セラミックインレーワンデー例.008

 

あらかじめ作っておいたセラミックのかぶせものを装着します。

セラミックインレーワンデー例.009

 

半分は自動で固まり、半分は光で固めるタイプの接着材ですので、

光をあてます。

セラミックインレーワンデー例.010

 

接着剤のバリがありますので、

セラミックインレーワンデー例.011

 

きれいに取り除き、かみ合わせを調整し

仕上げて完成です。

 

セラミックインレーワンデー例.012

 

失われたエナメル質の代わりに

セラミックを使い歯を守っています。

 

このままいっていたら完全に割れていたでしょう。

割れ方が変な方向にいけば、

歯を温存できる可能性が極端に低くなります。

セラミックインレーワンデー例.002

 

一つ後ろの歯も今後問題を起す可能性が十分ありますが、

今回はこの歯は治療しません。

セラミックインレーワンデー例.013

 

ただし、定期メインテナンスに通われているので、

いつでも対応できる準備はしておきます。

 

 

 

 
セラミックインレーワンデー例.001

セラミック治療でのよくあるケースの一つです。

 

歯が欠けた! ということで心配になって来院されました。

セラミックインレーワンデー例.002

 

黒くなって穴があいてます。

矢印の部分に樹脂が詰めてあったのですが、

かみ合わせの力が当たる場所が欠けてきたようです。

セラミックインレーワンデー例.003

 

エナメル質と比較して強度的に弱い樹脂を使った場合に、

このような場面が多く見られます。

 

幸い、欠けた範囲は狭く、

早い段階で診せていただけたので、

セラミックインレーワンデー例.005

 

むし歯の部分を取り除き、

 

セラミックインレーワンデー例.006

 

温存できるエナメル質は極力温存するように削り、

セラミックインレーワンデー例.008

 

足りない部分だけをセラミックを用いて、

人工的にエナメル質を回復しました。

セラミックインレーワンデー例.010

 

これでこの歯は大丈夫でしょう。

 

 

違う人で、歯が欠けたという方が来院されました。

ホントに多いんです。こういうケース。

セラミックインレーワンデー例.011

 

はい。また、銀歯のそばの歯が欠けています。

 

なぜ、このような現象が起こるのか。

そもそも、この銀歯のかぶせる範囲はインレーの範囲を超えています。

歯の幅の1/3がインレーです。

それ以上超えた場合、かみ合わせを考慮して

金属で修復するのならアンレーというものにするのが本筋。

4/5冠とか7/8冠というものです。

 

ところが、この銀歯の素材では細部再現性が望めないので、

おそらく想像するにインレーの範囲を超えてなんとか苦肉の策で

こういうデザインになっているかと思います。

 

それにプラスして、

アンレーという項目が保険から削除されているんですよね。

選択肢は、インレーかクラウンか。

アンレーを行なう場合はインレーとして算定するので、

余分にかかる経費は医院から持ち出し。。。

善意を発揮しようとすると、

経営が苦しくなる仕組みの一つがコレですね。
このケースで銀歯でやろうとしたら、

かぶせる範囲を広げてクラウンの適用になりますから、

セラミックインレーワンデー例.012

全周まるまるエナメル質を削り落とします。

 

やりたくないですねー。

エナメル質を削った後、

むきだしの象牙質に対しては

表面処理をするのが世界的スタンダードになっているのですが、

それすら保険にはありません。

 

削りっぱなしで象牙質むき出し。

しみるでしょうし、保護が一切ありません。

 

技術的な不備じゃないですか?なんて思われますし。

単なる保険医療での材料制限の話ですから。。。

 

繰り返しますが、ホントにこの銀歯治療はやりたくない。

でも患者さんの経済状況でやらざるをえない時がたまにありますので、

義務で泣く泣く削ります。

 

で、そういう人に限ってむし歯にならないようにする方法には興味を示さないので、

悪循環から抜け出すことはかなり難しいようです。

 

全く困ったものです。