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ローズタウン歯科クリニックのブログ

千葉県新浦安の歯科医院です。
~浦安で世界レベルの最先端歯科医療をあなたに~
おもてなしの心を大切にした、心のふれあう歯科医療をご提供いたします。

セラミックケース集3.001

 

一見、問題ないように見えますが、

セラミックケース集3.002

 

前歯につけてある詰め物がとれるということで、やり変えることになりました。

セラミックケース集3.003

歯の1/3から1/2ほどなくなってしまっています。

もう少し大きくなくなっていればセラミックを使った治療をお勧めするのですが、

今回はナノ粒子の樹脂をつかったつめものでやりかえます。

 

見た目の点でも透明感がもう少しほしい状態でしたので、

その点を配慮して治療します。

セラミックケース集3.004

 

約1時間ほどかけて完成しました。

セラミックケース集3.005

 

時間をかけて丁寧に研磨できるということ、

いい素材のものを使えるということ、

接着剤も最高のものを使うことができるということ、

これらの条件が整うと詰め物でもこういう治療が可能です。

(保険の給付対象ではありません)

セラミックケース集3.006

 

歯を削る量を最小にできますので、

体にやさしい治療の一つだと言えます。
セラミックケース集3.001

 

金属の耐用年数は20年ほどと言われますが、それよりも長く使われている方が結構多くいらっしゃいます。

表面が酸化したり腐食したりしていなければ特に問題はないかと思いますが、

この方の場合は真っ黒に近い状態に変性しておりました。

セラミックケース集3.002

実は劣化しているからというのが第一の理由ではなく、

取外しの義歯を新しく作成し直すことになり、この歯があとあとで問題を起したり、やりかえになる可能性が高いため先手を打つことになったのでした。

金属に穴をあけて歯内治療のやり直しを行います。

セラミックケース集3.003

 

ラバーダムは必ず必要ですね!

まさか、保険の給付にラバーダムという項目がないからといって

歯内療法にラバーダムをしない!というのはまったくのナンセンスです。

ラバーダムなしの歯内療法がされているのは日本ぐらいじゃないでしょうか?

ここは経営的に持ち出しでもラバーダムをするべきでしょう。

 

マイクロスコープで歯の中を丹念に探ります。

セラミックケース集3.004

未処置の根の入口が見つかりました。

セラミックケース集3.005

 

そこをキレイにし直して(トータル3時間ほどかかっています)、

グラスファイバーで中を補強と密閉を行い、

セラミックのかぶせものを接着しました。セラミックケース集3.006

 

さて、取外し式の義歯をご主人が作られたのと同じタイプで新しくしたい!

というご希望がありましたので、その後義歯を作りました。

(写真はありませんがご主人の状況がこんな感じです)

下あごの両側に歯がない状態で・・・セラミックケース集3.008

 

右側がこんな感じ、

セラミックケース集3.010

 

左側はこんな感じです。

セラミックケース集3.009

 

従来の金属製の支えに比べると、面で支えるという特徴がありますので、

失った歯が少なくてインプラントをしたくない、

多少取り外しの煩わしさがあってもいいという方にはお勧めしています。

セラミックケース集3.011

 

 

 

 
あっというまに今年の3月が終わりそうです。

もうすぐ春ですね!

さて、このところ治療に関するブログを立て続けに投稿していましたが、

今回は食のことを書いてみようと思います。

我が家では、グリーンスムージーを朝食で摂るようになりました。

理由は食物繊維の摂取量を増やしたいというのが第一です。

生野菜をサラダで摂取するのもいいと思いますが、いかんせん量が足りないのです。

厚生労働省の食物繊維の推奨摂取量は1日あたり成人男性で20gとされています。

タンパク質も同様、食物繊維の摂取量が圧倒的に足りない状態になっているようですよ。

じゃあ、ごぼうやお芋を食べたら繊維がとれるじゃない? という方がいらっしゃいますが、

食物繊維量に加えて糖質量が高い根菜類というのは、あまりお勧めできません。

あくまでも、低糖質ベースの食生活に、タンパク質量と食物繊維量を増やしたいわけです。

こんな話を友人たちとする機会でとてもいいことを聞きましたので、

書いておきますね!

野菜の農薬をどうやって落とすか?

こんな本を買って読んでみたりしましたが・・・


[最新版]家庭でできる食品添加物・農薬を落とす方法

なかなか、簡単に!というのが書いてないんです。

 

野菜の農薬を落とすには、還元力の高い水に浸けるのがいいのですが、

じゃあ、還元力の高い水ってなあに? ということになりますよね?

 

最近では、水素水というのが注目されていて、

水素を医療の分野で治療に使っていこうという流れも起こっています。

 

毎回水素水を農薬除去のために使うのはコスト的に割高になり、

もったいないと思います。

 

はい、

では、発表します。

 



リコエンザイム ビオソルト 300g

この塩を小さじ一杯 ボウルの中の水にいれると

還元力の高い水が出来上がります。

酸化還元電位(ORP)というので表しますが、

この塩はこれまで私が見た中では最もORPがマイナス寄りです。

 

 

 

これに20分ほど野菜を浸けたら、冷蔵庫の野菜室しまっておいて

いつでも使う準備をされると良いでしょう。

 

ちなみに、グリーンスムージーのお勧め本はコチラ。

 



グリーンスムージー・レボリューション 緑の葉とともに健康に躍進するための170レシピ

スムージー本はたくさん出てますね~。

基本的に低糖質(果糖も入れすぎない)であればいいのかなと考えています。

あとは、ご自分で大豆プロテインパウダーを追加するなりすればOKです。

 

ちなみに、酵素を取るという表現をしている本がありますが、

酵素は胃の中でいったんアミノ酸に分解されますので、

消化に役立つ酵素以外は、

酵素がそのまま体に効くということはありえないので要注意です。

むしろ、酵素、補酵素の材料となるミネラルをしっかりと補う方が大事かと思います。

とくに亜鉛、マグネシウム、そして足りていない人は鉄。

 

いろんな健康法が存在しますが、

腸目線で行けば食物繊維豊富が第一、動物性タンパク質は酸性に傾けるので腸には不向きということになります。
腸が元気なら排泄が上手くいくので、デトックス機能が良くなるということです。

腸目線だけ(デトックス)でいえば、玄米菜食となります。

ただ、落とし穴が待っています。

デトックス機能が良くなればひとまず体は元気になりますが、

栄養価の高いものを摂取しないと体の機能が良い状態にまでは持って行けない。

つまり、動物性タンパク質の摂取は必ず必要なので、肉食はマストです。

 

しかし!

肉食だけではデトックス機能が落ちます!

だから、肉食(たんぱく、ビタミン、ミネラル、脂質)をしっかり摂取して

デトックスを考えての食物繊維の適量摂取が必ず必要です。

 

食物繊維を取りすぎるとフィチン酸がミネラルを出してしまうと言われますが、

なかなか、そこまで摂取することは難しいですから、

積極的に摂取されることをお勧めします。

 

いつもお勧めしていますが、

マグネシウムの補給もお忘れなく!

お風呂にいれて家族みんなで経皮吸収です!



エプソムソルト 【3個セット】8.4kg (4kgX2.2kgX2.2kg)

 
インプラント治療.001

 

上あごの奥歯を左右2本ずつ失ったことで、

とても咬みづらいのでインプラント治療を希望された方です。

インプラント治療.001

 

上の奥歯を4本失っているので下の奥歯は実質機能していません。

咬める歯の総数は20本です。

 

80歳で20本歯を残しましょう!というハチマルニイマル運動(8020運動)が目標にしているのが20本です。

 

やはり、せめて8024ないと食物を粉砕し、消化しやすい状態まで持っていくのは難があるのではないかと思います。

 

インプラント治療.002

この部分に歯があることで、咀嚼の回復が行えます。

また、昔の俳優さんは奥歯をわざと抜いて痩せた顔を演出したという例があるように、ほっぺたのへこみが少し現れます。

 

インプラント治療.003

インプラント処置を4本行いました。

これで咬みやすくなって安心です。

 

・・・実はそうではありません。

 

全体に目を向けてみましょう。

 

下の奥歯はブリッジが入っています。

そのブリッジの柱になっている歯は、過去に歯内療法(しないりょうほう:神経や血管を取った歯)がされています。

 

これまでは上の歯がありませんでしたので、

強い力がかかることはありませんでしたが、

これからはインプラントという強力な歯と共同で咀嚼をしていきます。

 

ブリッジという状態でただでさえ負担が多いのに、

さらに相手の歯にインプラントが入るのです。

 

 

これが何を意味するか?


歯が割れる可能性が高まります。

 

もし、インプラントではなくて取外しの義歯であれば、

さほど咀嚼力は発揮されないので歯が割れる可能性は低いといえます。

 

食品によってはものすごく硬いおせんべいを食べて割る方がいらっしゃいます。

別の方の例ですがこの方は自分の奥歯をまっぷたつに割ってしまいました。

相手の歯も自分の歯です(インプラントではありません)。

インプラント治療.001

 

状況をお伝えし、すぐにではないが少しずつ歯を失う可能性を減らすために

下の歯のない部分もインプラントにされることになりました。

 

7年後の現在の姿がコチラです。

インプラント治療.005

 

さて、この方の場合、前歯が割れる可能性がまだ残っていますが、

現在のところはなにもしていません。

 

万が一に備えての相談はしていますが、

まだ大丈夫なようです。

 

今のところは安定した状態が続いています。

 

さて、このように過去の治療の繰り返しにより歯を失われるケースがあります。

特に50代、60代、70代の方々です。

その方々の時代は、材料や接着剤、治療技術の進歩が現在ほど進んでいませんでしたので、仕方がない部分もあるかと思います。

現在は歯をしっかりと守るための、先手を打つためのう蝕予防検査、歯周病検査及び予防、歯を維持するためのメインテナンス、歯に問題を起しかねる食事、歯ならびに影響を与える呼吸や嚥下その他の癖などがわかっています。

後手に回る治療ではなく、いかに先手を打つのかという発想がとても大切です。

ただし、オーバートリートメント(治療のし過ぎ)になってはいけませんので

しっかりとご相談の上判断していただければと思います。

 

ちなみにこの方の場合は、最初に上あごにインプラントが入りましたが、

その前の時点で下あごがインプラントになる可能性があることや、

前歯が問題を起す可能性があることを計画しての段取りでした。

治療後のメインテナンスの重要性もしっかりとご理解いただいているので、

今後問題が起こる可能性は低いといえます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
インプラント治療.001

最近は歯周病というキーワードがテレビでも多く見られるようになってきました。

歯周病は歯を失う病態ですから、

生涯にわたり歯を長持ちさせるには歯周病対策は絶対にやっておきたいものですよね!

歯を抜かなくてもよくなれば、インプラントや入れ歯は必要なくなります。

当院でインプラント治療をされた方の一例をご紹介します。

インプラント治療.002

 

この方、2000年当時57歳でした。

すでにこの時点で歯周病が進行しています。

インプラント治療.003

点線は骨がとけてしまった部分を示します。

通常、骨はでこぼこしていませんので、

歯の周りに付着した歯垢(バクテリア、バイオフィルム)を放置された結果、

歯石となり体との免疫反応が起こることで骨が溶かされています。

 

特に矢印の歯6本が問題です。

この6本の歯は奥歯ですが咬む力に耐えるために根(歯根)が複数に分かれています。

 

実は、歯根が分かれている分かれ道の部分(歯の股の部分)に歯周病が進行すると

非常に不利な状態に突入します。

 

軽度であればまだ回復の予知がありますが、

なかなか自覚症状は出ませんので、

自覚症状のみを歯の健康の指標にしている方は落とし穴に落ちてしまいます。

すなわち、痛いときにしか歯科に行かないという方が典型例です。

 

さて、2006年の写真です。

どうしても使えない歯だけを抜歯して、

なんとか持たせようとして6年経ちました。

インプラント治療.004

 

矢印の歯は歯周病の問題を依然として抱えています。

インプラント治療.005

 

この歯の周りにいる細菌は、口の中の歯周病菌の溜まり場となり

他への供給源として機能しています。

 

さらに、触れば出血するという状態が続いていますので、

歯周病菌にとっては栄養の宝庫、最高の環境を与えています。

 

全身的なことを考えれば、出血した時点で歯周病菌自体さらには菌が出す毒素が血管の中に入り全身の臓器を巡ります。

 

現在は、ある物質(TNFα)や内毒素(LPS)が問題を引き起こすということがわかっています。

 

つまり、TNFαは糖代謝のバランスを壊し、血液中の糖分が高くなった状態(高血糖)を下げるインスリンという物質が働きづらくなるようにする(インスリン抵抗性)を発揮します。

またLPSは、毒素ですから腸内細菌を撹乱し、腸内環境を乱します。腸が乱れると腸内で作られる免疫物質やセロトニン(精神を安定させるもの)などが減るため、間接的に全身への悪影響が起こるでしょう。

ここでも自覚できるかは個人差が非常に大きいので、ほとんどの人は異常を検知することはなかなか難しいと思います。

さて、さきほどの歯の話に戻ります。

 

矢印の歯は咬めるからそのまま粘りたい!という患者さんの希望もあり、

2010年まではなんとか持ちました。

2010年(67歳)になると腫れるというのを繰り返し、状況が急に悪化して

ついには咬めなくなってしまいました。

 

そこで、インプラント治療を行い現在に至ります。

 

インプラント治療.006

 

下の奥歯が1本ずつインプラントに置き換わっています。

インプラント治療.007

全体の骨の状況(点線)も高低差がほとんどなく落ち着いています。

 

2010年に細菌の巣窟であった歯を抜歯しましたので、

現在口の中に菌の供給源となる場所はありません。

 

この5年間は定期チェックとメインテナンスをしっかりと受けられていますので、

腫れるといったことは一切起こっていません。

 

栄養学的に考えていましょう。

奥歯がしっかりしたことで、肉や魚などの動物性タンパク質をしっかりと摂取されており、これにより体の筋肉を維持するためのタンパク質、各種ビタミンミネラルが摂取できています。

また、野菜や海藻、キノコ類などの食物繊維の摂取にも意外と奥歯が関係しています。これらの食物繊維は腸内の善玉菌育成には欠かせませんし、腸内を良い環境に保てるということはデトックス(排毒)がしっかりとできているということになります。

 

現在、72歳となりましたがゲートボール仲間のほとんどは取外しの入れ歯になっているとのことです。

歯周病の治療をしっかりとされた上での義歯であれば心配ありませんが、咀嚼効率という点でいえば義歯の咀嚼効率は30%と言われていますので、食事時間に差が出るかもしれません。

 

さて、視点を変えて考えてみましょう。

この方は56歳の時に歯周病の治療が始まりました。

それでも、抜かないといけない歯が出てきました。

 

抜かないような予防をするにはもっと前の段階で来院しないといけなかったのです。

歯周病には、段階があります。

まず第一段階は、歯肉炎。

歯肉(はぐき)に炎症が起こった段階です。

 

実はこの段階で食い止めるというのが、最も効率的です。

費用対効果が高い!ということです。

 

この状態に気付かず、もしくは気付いても他のことを優先した場合に

歯周炎という内部の骨に影響がでてくる段階に突入します。

 

歯肉炎の段階で見せていただくことが非常に大事です。

 

じゃあ、歯肉炎はなぜ起こるのでしょうか?

 

一般にはブラッシングが良くないからという指導がされています。

 

本当にそうでしょうか?

 

確かにブラッシングをすれば歯肉炎は治ります。

だから、歯垢(バクテリア)が原因だ!という時代が長く続きました。

 

今は、少し考え方が違ってきているようです。

歯肉炎になるきっかけは、歯肉から栄養成分が漏れだす状態が最初に起こり、

そこに歯垢(バクテリア)が集まるのが最初の病態じゃないか?ということです。

つまり、漏れでない歯肉を取り戻せばいいのです。

 

この観点から当院では食事指導に加え、

サプリメントによる足りない栄養素を補うようになりました。

 

結果、どうなったか?

劇的に歯肉炎が治るようになりました。

そのため、あまりブラッシング指導はしていません。

さらに、現在では栄養的バックアップの手法を増やし、

点滴という手段でも行えるようにしております。

 

なにはともあれ、

食事内容と歯周病というものは切っても切れない物であるということです。