前々から、思っていたこと。
お勉強になった着物(何となく誂えたが全く袖を通さない着物)や、好みに合わない祖母達の着物をどうしようかと。
もちろん捨てるなんて事は出来ず、かと言ってこの先、二度と日の目を見る事はないであろうモノ。
収納場所にも限りはあるし、何より着ない物を置いておくのが嫌。
そうだ、断捨離しよう。
と、初めて着物を買い取って頂く事にしました。
そうは言っても需要と供給のバランスが悪い昨今の和装事情。
購入時のお値段を考えると雀の涙なんだろうなぁ~と凹んだのも事実。
仕方ないんですけどね。
小さ過ぎて裄も身丈も足らない結城紬、上布、色が派手過ぎる八丈織の反物。
博多織の帯、訪問着、羽織など。
足に合わず試し履きしただけの雨草履や、セールで買ったままのバッグもついでとばかり送りました。
結果。
思いの外良かった(ニンマリ)
これで、終身保険の支払いと来年の車検は大丈夫(笑)
そして、箪笥にスペースが出来た ←一番嬉しい。
安いお買い物ではないので、これからも自分の好きな物しか増やしません。
お付き合いやその場の流れで購入した物は、結局着る事がないのです。
よく年齢に合った物を…と仰る方がいらっしゃいますが、それなら洋服でも良いんです。
わざわざ着物を着るのは何の為なのか…私自身が高揚する為です。
今着ているお色目を40代50代になったから着ない、という選択肢を私は選びません。
半世紀越えようが、好きなものは好きです。
綺麗な着物を着るおばあちゃん目指し、来期の着物予算を振り分けます。
ただし、時と場合は選びますけどね。
追伸:思い入れのある祖母の紬は、友人に頼んでテディベアに生まれ変わります楽しみ。