こんにちは。
結婚式。
それは花嫁にとって一世一代の晴れ舞台であると共に、両家のお披露目という昔からの大イベントである。
母は既婚女性の第一礼装である黒留袖を。
親族女性は、色留袖、紋付き色無地、訪問着、そして何と言ってもお振袖。
それはそれは華やかな場であった…昔は結婚式が婚活の場だったものね(笑)
未婚女性は素晴らしいお振袖を着せて貰って、ここぞとばかりにアピールする事が許される大事な場所でしたから。
嫁ぐ女性には箪笥一棹分の着物と共におくり出すのが常識、良い時代だ
しかし、今では母親でさえ黒留袖に袖を通す事がないお式も増え、招待客も着物で伺う事が減ってしまった。
これはとても寂しい事、着物で結婚式に伺う事自体がお祝いの意であるのに。
普段、着物を着る機会が減っているのだから、せめて式典ぐらいは日本の民族衣装を身に纏って頂きたいものです。
私の様に体型の女性は、パツパツ二の腕ワンピースより、古典文様の着物を着る方がよっぽどスッキリとして見えますよ。
こちらは当地の文化財庭園で行われた結婚式。
田舎では、まだまだ黒留袖を着るお式が一般的です。
素晴らしい風習が廃れない様、少しでも貢献していきたいと思います。
と、着物を買う理由を正当化してみる