こんにちは。
最近うれしいことが起きました。
うちの保護猫のコウちゃんが、5,6年目にして、初めて、ソファにくつろぐわたしの体に上ってくるようになりました。
今年初めてソファに上がるようになって、最近初めてわたしのそばに来るようになりました。
ずっと前からスリスリは激しかったコウちゃん。
おやつのときなんかは、しつこいくらいにスリスリで、なでてあげると、その場にコロンと寝転がり、わたしのマッサージを気持ちよく受けていたんです。
その子が、ソファにいるわたしに甘えてくるようになったんです。
猫って、時間がかかるのね~
キジ白のコウちゃん、スリスリで穏やかな子です。
近所の子猫が10何匹も沸いたときに一気に保護した子のうちの1匹。
1回兄弟でもらわれていきましたが、なかなか慣れないということで、帰ってきました。
一度、膀胱が詰まって、お腹が膨らんで死にそうになりました。
この子の兄弟は、3匹とも尿道結石をやっていて、1匹は死んでしまいました。
コウちゃんは、あまりにも顔が整っているということで、娘が、「子供ができなかったら、この子をもらうわ」と言っていた子です。
結局妊活の末子供が2人でき、コウちゃんはまだうちにいます。
わたしがソファに座るとやってくる顔ぶれです。
この子はサーヤ。
3年前のうだるような暑さの7月のさなか、うちの庭のエアコンの室外機の裏でミャーミャー泣いていた子。
そのときはまだ子猫で、これは保護しなければと、近所の人にも協力してもらって、網で捕まえようとしましたが、網をすり抜けて逃げてしまいました。
この暑さじゃもうだめだな、とあきらめていたころ、わたしが庭に水やりをして、あ、この植木鉢にはまだ水をやっていなかったな、と、家の中からその植木鉢を見ていた時、なんとサーヤが日陰を求めてその植木鉢の横にもぐりこんできたのです。
なんという奇跡!
お前、よく助けを求める家を間違えないで、うちに来たね。
わたしはあまりの偶然にびっくりして、捕獲機を設置してサーヤを捕まえたのです。
わたしに慣れるまでに数年かかりましたが、今ではこんなふうに甘えてきます。
うち一番のいたずらっこです。
性格が人慣れが悪く、ちょっと特殊なので、それに家にもう慣れちゃったので、里親募集はあきらめました。
今朝、わたしは猫に囲まれながら独り言を言いました。
「あんたたちを見送ったら、わたしの人生も終わり。」と。


