こんばんは。

きょうは、悲しい報告です。

うちの保護猫のタローくんが、とうとう白血病を発症してしまったようなのです。

まだ検査の結果が届いていないのですが、恐らく骨髄の癌ではないかということです。

タローは10日ぐらい前から食欲が極端に減り、お腹が膨れてきたように感じていました。

病院に連れて行って血液検査をすると、赤血球と白血球の値が低かったので、多分骨髄だねと言われ、ステロイドの注射を打ち、点滴をしてもらいました。

そして、点滴セットを買い、家でも点滴をするように言われました。

ステロイドの薬も飲ませて、点滴をしているうちに、針を刺すのが慣れないというのもあるのですが、何かこのまま点滴をしていてもいいのかという不安に襲われたのです。

このお腹が膨れているのは異常だ、これはセカンドオピニオンが必要だと思い立ち、次の病院に行って血液検査をすると、値がかなり悪いと言われました。

骨髄が血液をつくっていないそうです。

白血病は怖い病気です。

腹水を取り、検査に回しています。

検査結果が来る前に亡くなってしまうという例もあるそうです。

それくらい進行が早い可能性があると言われました。

きょうになり、ご飯の食べが極端に減りました。

呼吸が速いです。

腹水が圧迫しているそうです。

タローは、12歳ぐらいかと思っていたけど、写真を見直してみたら、まだ10歳になっていないのではないかということに気付きました。

そんなに早く逝ってしまうのか。

 

タローはとても性格のいい子で、誰にでも頭をなでさせます。

わたしの行くところはどこでも付いて来て、用事が終わるまでずっと待っていました。

タローは白血病キャリアなので、玄関と階段と2階の日の当たる部屋がタローの居場所でした。

かわいそうに、大部屋のみんなとは遊べませんでした。

でも、1年ぐらい前から、みんなが幸せに、という投稿を読み、そうだよ、タローだって、と、わたしが部屋にいるときは、部屋に入れてあげていました。

でも、トイレを使ったり、水を飲んだりするのは多めに見ていましたが、ご飯を食べると、わたしは大声で怒り、タローを廊下に追い出したものです。

一緒の食器を使って病気をほかの子に移さないためです。

でも、いろいろリスクはあります。

だけど、入りたがるタローのために、入れてしまっています。

しばらくすると、タローはまた廊下に戻りたがります。

やっぱりそこが自分の居場所なのでしょう。

何年振りかの兄弟の添い寝です。

今思えば、短い猫生の中で、少ない時間だけど、みんなと触れ合えてよかったと思いたい。

賛否両論あるでしょうが、わたしはタローの気持ちも尊重したかったのです。

でも、なかなかかまってあげられなくて、かわいそうでした。

今さら何を言っても遅いので、もう言いません。

あとは苦しまないでほしい、それだけです。

何匹もの愛する存在を失ってきました。

3年前はディジー、一昨年はミッキー、去年は、犬のローズ、そして今度はタロー、生きてるものはみんな最期というものがある。

心に空いた穴はふさがりようがない。

その穴を抱いたまま、わたしはこれから生きていくのだろう。

7年前、多分2歳ぐらいの兄弟、タローとジロー。

3匹の茶トラの兄弟は、寄り添って生きてきたのだろう。

わたしの前に3匹一緒に現れ、保護し、1匹はもらわれていった。

ジローももらわれたけど、その家に慣れなかったのだろう、捨てられて、1カ月ジローを探して山の中を探し続け、やっと捕まえて我が家に戻したときのジローの様子は死ぬまで忘れないだろう。

あのうれしそうなジロー、それからわたしに心の底まで許して、わたしの恋人である。

なぜタローだけ白血病キャリアなの、どうしてお前はキャリアになってしまったの!