娘が唐突に、友達と一緒に住むことにしたから家を出ると言い出した。
で、会社も辞めると…
引っ越す理由は「うちは居心地が悪いから」
居心地が悪いからいつも外出していたのだそうだ。
退職する理由は「適応障害になったから」
ネットクリニックでそう診断されたらしい。
せっかく7年ぶりに実家に戻って来たのに、両親がこんな険悪状態だったらそりゃ居心地悪いだろう。
それに輪をかけて職場環境でのストレス。
同棲を解消し彼と別れて実家に戻ってから4ヶ月足らず…
驚いた、でもその反面では娘に対して「もうどうでもいいや」って感じるのも偽らざる気持ち。
深夜の帰り道を心配して、自転車で駅まで行くようにと何度も伝えた時に、
「私24歳だよ、過保護すぎ、知り合いにそんな親いない。
ガミガミ言うのやめてほしい、何があっても自分の責任でもう解決できるんだから、いろいろ聞いてこないで、うるさい」
と娘は言った。
あの瞬間から私、何となく娘に対して開き直っている自分を感じていた。
娘はこんな家庭に生まれてきたくなかったって思っているんだろうし、仲のいい家族を羨ましく感じ、父親はもちろんだけれど、こうなったのは母親の責任でもあるとある種の憎しみを私にも持ち、こんな家庭に育った自分は幸せな家庭に育った人達とは違う、と低い自己肯定感と背中合わせで生きて来たのだろう。
それは本当に申し訳ないと思っている。
けれど、だからと言って私も今さら夫との関係を再構築して、家族をいい関係に修復する努力をする気にはなれない。
適応障害は原因となっているストレスがなくなれば治るようなので、むしろ親とも上司とも距離を置いた環境で生活することはいいことなのかもしれない。
しかしながら、本音を言ってしまえば寂しいことこの上ない。
娘が生まれてからの私の人生、娘の将来だけを考えて自分なりに精いっぱい頑張ってきた人生だった、それなのにこんなことになるなんて…
私はいったいどこで選択を間違えたのか…