朝、愛犬を抱っこすると熱い…

元気もなくフードも食べす、少し吐いた。

フラフラしか歩けず、トイレの場所まで間に合わずにオムツが必須状態となった。

 

かかりつけの獣医がお休みだったので、1日様子を見るか迷ったが、もう13歳だし、万が一と考えると心配になり近所の獣医に診てもらった。

 

これまで元気にずっときてエコー検査などしたことがなかったが、獣医の勧めでエコー検査をすると腎臓に結石あり、犬にしかない胆嚢粘液嚢腫という病気もあり、と診断され、腎臓あたりにエコーのプローブを当てるとこれまで聞いたことのないような声で泣き叫ぶので、驚いて急に不安が増大して心細くなった。

 

熱が40.8°もあり、採血の結果炎症反応の数値が高くて、腎臓の細菌感染の可能性大と診断され、点滴注射をしてもらい帰宅したが、自ら横になれなくて、痛いのか足踏みを続け、抱っこして落ち着かせてから横にすると泣く。

 

そして奇妙な行動をしている。

フラフラと歩いては冷蔵庫と壁の間、空気清浄機とテレビの間、ピアノの裏側などの隙間に入り込み、突き当たってバックできずに泣く、という行為。

 

愛犬も私もほとんど眠ることなく朝が来て、かかりつけ医を受診すると、腎臓ではなく胆嚢粘液嚢腫の危険な状態との診断。

 

そして、昨晩の奇妙な行動を伝えると、それはまさに痴呆症状だそうで、医師も看護師も、もちろん私も驚いて言葉を失った。

 

なんで?

嘘でしょ、信じられない。

高熱のせいで一夜にしてボケてしまうことってあるの?

 

それから毎日点滴と飲み薬で5日目あたりから熱が下がり、1週間ぶりに排便もあり落ち着いてきた。

 

さらにカリウムの数値が下がっていたので3日続けて投与してもらい回復した。

 

結局何だったのか?

炎症反応はどこの炎症だったのか?

不明…

 

回復はしたけれど名前も忘れてしまったのか、呼んでも反応しない、それまでできていたお座りもお手も何もできなくなり、オムツが外せなくなった。

 

旅立ってしまうかもしれないという覚悟もしただけに回復は嬉しかったけれど、この状態がショックで、

「また走れるようになるといいね、蘇れ〜」

と私が度々愛犬に話しかけているのを聞いた娘が、

「今の○○でいいじゃん」

と一言。

 

ハッと目が覚めた。

なんて可哀想なことを私は感じていたのだろう。

「ごめんね、今のままでいいんだよ、大好きだよ」

胸が熱くなった。