パート先はオーナー以外すべて女性の職場。
私に仕事を教えてくれるスタッフのリーダーさんは後期高齢者で78歳。
仕事ぶりは無駄がなく的確で、とにかくいろんなことを忘れない。
スマホもらくらくホンではなくiPhoneを使いこなしている。
連絡事項はLINEで送られてくるが、誤字脱字なし、しっかり改行、ぴったりな絵文字…
驚くほどしっかりされている。
最近は義母の痴呆に悩まされていることもあり、痴呆の道に進んでしまう人とシャープなままでいられる道に進む人の分かれ目って何なんだろうと考える。
私の母も84歳で亡くなったが、亡くなるその日までまったくボケていなかった。
通っているアクアビクスのレッスンでご一緒する方も「80歳なのよ~」と言いつつプールの中でいきいきと動かれている。
対照的に、義母は長年働いてきたというプライドがやたら高く、医師やケアマネージャーに「脳に刺激を与えるためにもデイサービスに通った方がいい」と再三に渡り勧められても頑としてきかず、毎日孤独に過ごしている。
足首の痛みがあるため外出も困難になってきているので、介護の力を借りて活力をもらうように私も勧めてきたが、
「私は一人がいいの」
がいつもの捨て台詞。
勧められているうちが花、とは考えないらしい。
結局のところ自分のことしか考えていないのだとも思う。
おのずと私自身の数年後を想像する。
78歳のリーダーさんに「60歳はまだまだ若いわよ」と言われたけれど、これからの過ごし方や気の持ちようがその分かれ目を左右するように感じる。
素直で賢く、いきいきとした老人になりたいものだ。