バラの国ブルガリア  ~ヨーグルトパラダイス~ -6ページ目

やっぱプラハですよ。②

 
 
 
ごらんあれ、この気持ちの悪さを。
数々の気味悪いガーゴイルと、黒ずんだ外壁。
これこそが、プラハの醍醐味である。

5日めは、いよいよプラハ城周辺を散策。

朝、カレル橋を渡って、そっちの地域に行く。
この橋を作るよう命じたのは、神聖ローマ帝国のカール4世さんだ。このあたりボヘミアでは、カレル1世さんであった。だから、やはり「カール橋」でなく「カレル橋」である。
全長約520mの橋の両側には、聖人たちの彫刻が実に30体も設置されている。それぞれを鑑賞しながら、ヴルタヴァ川を渡る。


渡った先もまた、なんとも魅力的な街並みだった。
ところどころ、軒先には昔の屋号をあらわす看板が残っている。
 



このあたりのアンティークショップで、ミュシャやクルテクの切手を発見し、即買い。だいぶ満足。

そして、坂道をのぼっていくと、いよいよプラハ城。
門の前には人だかり、何かと思えば、衛兵の交替だった。これには、けっこういつも運がいい。

ついに、中に入って、まずは聖ヴィート大聖堂へ。

さまざまなデザインのステンドグラスが、それはそれは見事だった。
なかでも、ミュシャのステンドグラスは、ミュシャの絵画の雰囲気そのままで、もはやステンドグラスには見えなかった。しかも、ブルガリアゆかりの聖人、キリル文字を作った「キリルとメトディー」兄弟を描いていた。今気づいた。


そんな壮麗な美しい内部とは裏腹に、冒頭のガーゴイルがずらりと並ぶ、外観の異様さといったら。



続いて、旧王宮へ。ここでも、ウィーンに続き、マリア・テレジア様に謁見。
大きなヴラティスラフ・ホールでは、美しい天井に見とれる。なぜかそのところどころに、顔みたいなものがうめ込まれていた。
プラハの建築面でとても興味深かったのは、この天井のつくりだった。レストランも教会も、特徴的な天井のかたちをしている。
そして、もうひとつおもしろかったのは、新国事録の間の天井。ボヘミア各地(各家かな?)の紋章が描かれていて、「紋章っていいよね」、という人にはお勧め。

その後、聖イジー教会、から黄金小路へ、と行きたいところだったが、黄金小路は修復中で入れなかった。かわいい家並みと雑貨屋さんを楽しみにしてたのに。
その代わりに公開されていたのが、ギャラリーみたいな博物館みたいなところだった。写真を撮ってはいけないという部屋が、とてもきれいだったが、どんな何だったのか、もう覚えていない。

プラハ城を満喫したあとはお昼ごはんだ。お手ごろなレストランを探して、ランチメニューを頂いた。そういう食べ方、ひさしぶりだった。

そして、またお買い物天国をやってしまった。雑貨がかわいすぎる。
日本円のカード残高があるのかどうかもわからずに、買ってしまった。
黄金小路が修復中だったことに感謝した。

その後、ヴルタヴァを眺めてしばし心の洗濯。
さらに、カフカの、顔が無いとかなんとかの奇妙な像があるということで、それを探しに出かけた。
まず、ここじゃないかと、近くにあったカフカ博物館を訪ねたが、そこには、また違ったとんでもない彫像があるだけだった。
結局、探していた像は、まったく違う、川を挟んで反対の、昨日歩いた遠いところにあった。

ほんとに奇妙だった。



そして、この旅最大のイベントは、これから始まる。