バラの国ブルガリア  ~ヨーグルトパラダイス~ -162ページ目

教師の絆の話(2)

ここは(2)です。右矢印(1)からどうぞ



明日もう一度3年生の同じクラスの授業があります。それまでに、わたしの意図やこれからの方針について、ゆっくり先生に相談したいな、と思っていると、ちょうど担任の先生もカフェにやってこられました。


今のお礼を述べ、いろいろお話ししようとしたら、先生は、こう話してくださいました。


外国人「今日のようだったのは、彼らがあなたのことを知らないからだと思うの。日本のことも。日本語もわからないしね。英語で説明してあげたほうがいいんじゃないかしら。もし、よかったら次の授業に一緒に来てみない?」(推測)


今までの先生はひたすら耐えてらっしゃったんですよー、でもありがとううう☆なんていい先生なんだあ☆「さっきの授業のことで言いたいことがあれば、通訳するわ」って言ってくれてるのかな。「いつもは賢く勉強してるのよ、見せてあげる」って言ってくれてるのかな。「ブルガリア語で指示するのを練習させてあげる」って言ってくれてるのかな。とにかく、いい授業状態を共有できるチャンスー☆やったあ顔

と思ってついていくと、先生は、わたしを生徒たちの前に座らせました

      いす  どうぞ

それは、「わたしのことを知る時間」だったのです。


何かしら説明して、外国人「日本から来た新しい先生に聞きたいことは、何なの?」と先生が言ったとたん、一斉に子どもたちが手を挙げる挙げるとぶ

出た質問を先生が英語に訳してくださって、わたしが答えた英語を、再び先生がブルガリア語で生徒たちに説明してくださいます。

「日本で一番好きなご飯のメニューは割り箸?」「日本で一番大きなお寺は京都?」「日本にしかいない魚は鯛か金魚?」とか「ショプスカサラダはもう食べたサラダ?」「中国に行ったことはある中国?」「ポルトガル語はできるポルトガル?」だとか「日本に村はあるの初夏の田舎?」「火山は噴火?」「地震は地震?」「ニンジャは忍者?」「サムライはサムライ?」などなど、海老蔵にも負けない質問の山また山財宝


今までこんな質問聞いてきよったんか、そらブルガリア語で言われてもニンジャとサムライ以外はわからんわあ、ごめんなあ大仏2と心で詫びながら、時間の限り答えました。


わたしは、覚えたての簡単なブルガリア語を二言三言、あとは簡単な英語で答えます。先生の英語はわかります。

また生徒たちは、授業でもそうですが、わたしが黒板に絵や図を描きながら説明すると、日本語でもわかります。

これらを見た先生は、わたしが日本語で授業することにも少し理解を示してくれたようで、最後にはありがたくも、「今日はほんとうにありがとう。わたしにも新しい友達ができたわ♪」と、ハグしてくださいましたena


さあ、このあと子どもたちは、どうなるでしょうか。

それは、やってみなければわかりません。けれども、先生たちは仲良しだ、ということは感じたでしょう。素敵な時間を共有することもできました。

もちろん、この手は今回限りです。何度も何度も「虎」を呼ぶのは、「虎」にも「狐」にも生徒たちにも、誰にとっても気分のいいものではありません。まずは、話ができるスタートラインまで、と思って今日は「虎の威」を借りましたが、このあとは、「狐」が自分の力で、自分を認めてもらわなければ。

次第にそうできるように、この次するのは、生徒たちの輝く個性を先生から聞き、わたしが授業で話題に出すこと、わたしが見た生徒たちのがんばりを先生に伝えて、先生からもほめてもらうこと、です。


これは、教師になったときに、大事だよ、と教えていただいた基本的な連携プレーです。誰もが持ちつ持たれつ、全員で作る学校だから、と。今日の先生は、わたしが多くを求めなくても、日本の先生とまったく同じことをしてくださいました。ブルガリア語わからないし、話したくても先生たちの所在はばらばらだし、こんなところに1人で、連携をはかれるんだろうか、と心配していましたが、先生方がすぐに協力して動いてくださって、ほんとうにとってもうれしかったです。改めて「この学校のためにがんばろうきゃー・ピンクマ」と思いました。


さて、この続きは、、、明日のお楽しみenaわたしもほんとにお楽しみ♥akn♥



授業が終われば右矢印教師の絆の話(3)