先日、久しぶりにバスと電車利用して感じた事

 

優先席で、色々な光景に遭遇

その日の目的地では初めての所で、住所頼りに探して、

駅で出口を間違えたために迷子状態になって、困り果てて

通りがかりの人に聞いて助けてもらったり、

かなりの距離を歩いて疲れて足が棒のようになっていた。

帰りの電車では、大荷物足元に置いた男女スマホ見ながら話している

その脇に大学生ぐらいの若者、たぶん寝たふり(疲れているんだろうな)

ヘルプマークを付けたバッグ持って立ってたが、どっちにも無視された。

まあまあ、その時は立っていられる体力まだあると思ったのでいいか。

 

その向かいの席は、お年寄り二人、と松葉杖の若者

 

しばらくして大荷物の二人が降りて、

立っていた私ともう一人の老婦人がそこに座った。

そこに次の駅で乗った杖を持った50代ぐらいの男性が来て、

ずっと寝たふりしている(時々薄目開けて見渡している)若い男性に

杖でつついて、掴みかかるように肩をゆすって

「おい、起きろ 寝たふりしてるんじゃない!これが見えないか!」

とヘルプマークで相手の顔にピタッと当てた。ポーン

 

凄い、

 

ヘルプマークって、、そうやって強制的に使う物???

 

若い男性が立って、そこにドカッと座った男性。

びっくりして見てた私と目が合った、

何か言わないとならない雰囲気(笑)

「凄い、勇気ありますね」と意味不明な事を言った。滝汗

ニコッとして、私のヘルプマークを見た。(それが無くても高齢ですが)

 

でも、なんだか居心地悪かった。

 

そして、乗り換えると、疲れが出てたが、全て無視された。

ずっと立って、その位置は、ちびの私にはつり革が高くてぎりぎり、、

よろけた瞬間に目の前の若い女性が気が付いて席を譲ってくれた。

ホッとして座ったが、その時はもう次の駅で降りる。

 

その後バスに乗るが、

乗り場の長蛇の列の後ろに並んだから諦めていた。

そのバスの路線の本数は多いから、一台見送ろうかとさえ思ったが、

早く帰りたい、と我慢した。

乗り込んですぐに、先頭の方にいたと思う学生の数人が立って、

「ここにどうぞ」と私を手招きしてた。

遠慮なく座らせていただく。

疲れて足が傷みだしてた頃だったので、本当に助かった。

暫くして、私の後ろの座席に赤ちゃんを連れた夫婦がスーツケース持って乗った。

お母さんが赤ちゃんを抱いて座って、お父さんがその脇にスーツケースを置いて、

途中からお父さんが身を乗り出すようにして何かしている、

補聴器でわずかに聞こえた赤ちゃんの泣き声、

そっちに首を回すとはっきり大きく聞こえた、

「これは夫婦で困っている」と思ったので、振り向いて

「暑かったからね、疲れちゃったのかしら?」と赤ちゃんに声をかけた。

その瞬間、赤ちゃんは泣き止んで きょとんとして私の顔を見ている。

「元気に泣けるのは良い事ですよ。泣いて育つのですから」と言った。

何か月か聞いた、十ヶ月との答え、かわいい。

その次のバス停でその家族は降りて行ったが、その時両親は私に頭を下げて

赤ちゃんはニコニコ笑顔で私を見ていた。

 

その笑顔で、私の疲れは飛んだように感じた。

自分の降りるバス停から自宅まで600m歩く、疲れた体にはきつい距離

最近〈事故後)ウォーキングほとんどしてないから、体がなまっている。

休憩のつもりで途中のパン屋に入って、夫のためにパンをいくつか買った。

その日は何も買ってきてないのでパンの荷物が出来ても問題ない、

出かける時に、突然出かけてくると言ったた私に

「え、車じゃなくて電車で?」と驚いていた夫だったが、

ニコニコして迎えてくれた。


終わりよければ全てよし。

 

久しぶりに人間ウォッチング出来た日でしたわ。

 

昔から、思いたつと突然動き出す、性格は変わってない。

夫は慣れている。

過去には日中、突然思いたって、(ミシンのSOSとか仕事関連)

車で2時間100kmぐらいの所や

友人の所に駆けつけて4時間ぐらいの240kmの所に行ったこともある。

そういう行動が日常茶飯事だったから、夫は慣れたようです。

途中のサービスエリアから夫に電話する、

でも17年ぐらい前からは聞こえないから一方的に事後承諾の連絡だけですが、、

 

1985年に免許取ったとたんに行動範囲が広がって、今に至る。

当時は聞こえてたが・・

 

コロナ禍で、その行動はストップしてたが、、

そして自分の年齢を考えて、これでも慎重に行動するようにはなった。

 

見た目とのギャップはすごいらしい。(どう見えるのか?)