昨年は、梅干し作らなかったと思っていたら、

ちゃんと作っていたが、、

すっかり忘れて大きなガラスの容器に入ったままパントリーの奥にあった、

しかし、赤紫蘇が足りなかったのか、発色が悪い。

でも味は普通の梅干しのもっと自然な感じ、、フルーティだった。

しかし、夫は好みがうるさい

私の実家で漬けていた「硬い梅干し」が好物で、

柔らかいのは嫌がる。

その前に漬けた硬いのと、普通よりは硬いが使いやすいのが

いくつかのタッパーに分かれて冷蔵庫で場所を取っている。

出てきた色の薄いそれを干して手入れしてから

友人達の譲渡LINEに出してみた、

欲しい人がいっぱいいていくつかに分けてあげた。

「昔ながらの梅のうまみがある」「懐かしい味」という反応が嬉しかった。

 

さて今年はどうするか、、迷っていたが、

5日前に、インターネットで「青梅」を探して注文した、ちょっと高かったが、、

今確認すると発送準備中となっている。

それが届くのはいつか?

注文した日にスーパーで2袋買ってきてすぐに漬けて

水が上がったので、今日赤紫蘇を入れた。

これは南高梅で、青いのを選んだが、塩漬けしすぐに黄色くなった。

柔らかいのになる。

 

注文した品が硬いと良いのだが、、熟していないのが欲しい、、

硬いのを作るのは難しい、

いつも幾種類かほぼ同時に作る、その中で硬いのが出来ればラッキー

実家で母が作っていた時のコツは、もぎたてを藁を燃やした灰を入れた水に浸ける

大量を樽で塩で漬けてあまり待たずに、(量が多いから)

青梅をすり鉢の中で割った実の酸味をつぶしながら赤紫蘇を塩でもむ

それを加えていた。

一番のコツは青い実のもぎたて、、

ここで手に入ることはない、

自分で梅の木を育てない限り。(そうかその手があったか)

 

実家の方では、ほぼ皆が試すが、硬く作れる人が少なくて。

母が得意だったので皆に褒められていた。

夫の母も自宅の梅の木があって、硬いのを作りたくてもコツがわからずにいた、

私が結婚したばかりの時に、私の母に教えてもらっていた、

夫の母は私の母の親ぐらいの年齢です。

 

原発事故の前までは毎年母が作ったのを貰っていたが、

事故後放射能が心配だから実家方面産の物をすべて断った、

そして作り方を母に相談したら、

「新鮮な梅が手に入らない所だから諦めろ!」と言われた。

でも、色々調べて作る、たまにまぐれのようにいくつか作るうちの

容器の一つか二つ硬いのが出来る。

それを冷蔵庫で大切に保管しているが、硬さに関係なく毎日食べたい、

ストックを考えると今年も作らねば在庫が無くなる、

この時期しか作れない、、梅干しを買うという考えはない、無添加が一番なので。

今年は出遅れたから、硬いものは半分諦めてるが。

夫は最近そのこだわりが軟化したので、助かる

年齢とともに歯茎が痛いほどの硬いのは食べづらくなったのかも。

 

味が良ければそれでよしとしてほしいです、