今年も蛍を見に行きました・・・!

 

自然の中にいると、創作意欲がわきます💕

 

今年は昨年とは違い、ひっそりと夫婦でお散歩しながら蛍を見ました。
 
誰もいない蛍見橋。
数は少ないけれど繊細な光を放つ蛍たち。
 
そんな事を体感しながら描いた

2021年の蛍の曼荼羅です。

どちらかというと、今回は蛍というよりは
今年も二人で見る事ができた。
そんな気持ちの方が強く出た曼荼羅アートです。
 
昨年のものと比べると、同じテーマでもその違いがわかります。
こちらは2020年のものですが
その時には、大量の蛍に驚き
観光地でみんなで見ていた事もあり
華やかなアートとなりました。
 
水辺の揺らぎや数々の蛍が放つ光。
あの印象は今でも鮮明に覚えています。
 
これはこれで、その時は良かったと思いましたが
今見ると、かなり目で見たものをそのまま描こうとしていた気がします。
 
今年のものは
もっともっと心で描いた。
絵に魂を込められるようになった。
そんな風に感じています。

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しかし、作風は変わっても

なぜか昨年と今年とで共通点があるのも不思議なところです。

 

こちらは中心部分なのですが、最初の描き始めの時に

円の中心から放射線状に分割する数を決めます。

 

それは自分で4分割でも24分割でも32分割でも

決められるのですが、

なんと蛍のアートは昨年のものも今年のものも8分割に割れていました!!

そして、中心部分のデザインや円の雰囲気、

なんとなく外に外に広がる感じも似ていませんか??

 

同じ地域の蛍を見たからなのか?

私が蛍を見るとこのように描きたくなるのか?

 

どちらなのかはわかりませんが・・・

1年も時間差があったり

前のものを見ながら描いた訳ではないのに

たまにこういう事があって驚きます。

 

例えば先日は

別々の日に親子を描いたのですが

久しぶりに合わせてみると、とても円の感じが似ていることに

気が付きました。

 

分割の感じや円の大きさがとてもよく似ています。

その人やその場所の周波数というものがあるのでしょうか?

それを

自分の中の「ココ!」という確信的なものを探りながら

絵になる時に

大きさや表現を決めているみたいです。

 

その場、その人、その空気。

今回であれば天気、場所、蛍、人、気持ち・・・

全てが揃って見える景色。

 

それらを自分の中に取り込んで

目に見えないものを目に見えるようにする作業。

それが私の作る作品です。

 

きっと何かが欠けてもきっと生み出せなかった世界観。

 

ですから、「商品」を作りたい訳ではないのだ。

と自分の中で納得できました。

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デジタルアートというと

複製もできますし、先日のマルシェに出店した際

一律1500円にして、

私はたくさん売れるといいな!

売れたらまた複製しよう!

そんな気持ちでいました。

 

確かに、手に取ってくださるお客様もいて

こちら目当てでマルシェに来て下さった方もいます。

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その後、オーダーを受けて作るものもありました。

ただ、そこで気が付きます。

 

自分の気持ちの入っていないものは

作品にならない。と。。。

 

私は自分の中にあるものは、とても早くアートにすることができたので

その場で描く事ができると思っていました。

しかし、今回それができませんでした。

 

まわりに人が居て集中力が持続できなかったこともありますし

その作品の未来や意味づけがまだもやっとしているところも

筆を進める速度が鈍った原因です。

 

結果、後日どんな風に私のアートが使われるのか

そしてその方がどんな風に今に至るのかを

会ってヒアリングをさせていただいたところ

今この場に必要なアートはこれだ、と思い描くと

不思議と筆が進み、その場にふさわしいものを提供できました。

 

その後お願いされて描く事もしましたが

その方を知っており、これまでや今後の展開を感じる事ができたため

何とかその方に渡すものを描く際にコレだ。と思って描く事ができました。

この2点は作品という形に仕上がり、自分の中で納得できましたが

きっと知らない方から頼まれたものだったら無理だったと思います。

 

ですので、自分の心の中にないものは

まだまだ未熟なためすぐに形にするのは難しいのだな、とわかりました。

これが訓練すればできるようになるのかもわかりませんが・・・

 

今のところの結論は

ただ、絵が描けるという理由で

依頼者のイメージに合わせて描く事は

デザインする事と同じで

それは商品を作る事になってしまう。

 

部屋に飾る際に

 

ちょっと色のバランスで黄色が欲しい。

珈琲好きだからいつもイメージできるものを飾りたい。

 

それを実現するのはデザインであり、

それは商品であり、作品ではないと感じています。

これまで商業的なデザインに20年も関わってきたものですから

いかにお客様のニーズに合わせてものづくりをするのか。

流行りを取り入れるのか。

という事がとても重要で

「自分」を出す事は不要。

そんな風に考えて仕事をしてきました。

 

そういった商品は大量生産で出回り

人の記憶に残らない1商品として消費されていき

飽きたら別のものを購入すればよい、

引っ越ししたら別のものを飾ろう。という替えがきくものでした。


デザイナーも一律、ターゲットに合わせたデザインができる事がプロになった証拠でありますし、そのように新入社員を育てました。

美大から卒業したばかりのアーティスティックな作品を作っても実際は売れず、定番の形や色を取り入れたものは売れ線となります。


それとは逆に作品とは

自分自身の心に無いものは描けないもの。

美大に入った私は入学が目的だったため、その後20年以上も描けなくなりました。


描きたい、自分を表現したい、と思う気持ちがなくなってしまったのです。


きっとそんな風に自分を出さずに曼荼羅アートに向かってはいけない。

せっかく20年ぶりに描く楽しさが復活したので

描けない状態にならないようにしなくてはならいと今は強く感じます。

 

曼荼羅アートについては

 

複製できるポスターのような「商品」を作ってはいけない。

 

唯一無二の作品を作るんだ。

 

と、やっと方向性と覚悟が決まりました。

 

美術館にあるものは全て「作品」です。

その人が描きたいもの。

心にあるもの。

魂を込めたもの。

それは替えのきかないもの。

 

そういう位置付けとして、作品を作っていこうと思ったので

アートの販売は辞めました。

 

その代わりに今後の目標として

 

個展を開催したいと思います✨

 

この作品の空気感、作品から感じるものを見ていただきたい。

そんな風に考えています。

 

いつになるかも・・・

どこでやるかも・・・

 

わかりませんが、できれば毎年できるくらいに

作品作りができればいいなと思っています♪

 

その場で皆さんとお会いできることを楽しみに・・・💕

 

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奥田恵梨子(@erikookuda.kaotype) • Instagram写真と動画

 

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