天災が続いております日本列島ですが
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
大雨の被害に遭われた地域の皆様には
心からお見舞いを申しあげます。


私の母親はアルツハイマー型認知症です。
私が介護帰国している時に
K大学病院のMRI画像より
医師からの診断を受けました。

“お花畑の恋は盲目”シリーズは
まだ認知症が初期〜中期までを振り返り
ブログに書いています。

私の父親が35年前に
58歳で食道癌で急逝して以来
当時53歳であった母親は
全く男っ気がない人生を
送ってきました。
私の父親で、
すでにお互い再婚同士でしたから

「もうオトコは、いらないわぁ〜
また葬式出すのは、嫌だもんねぇ〜」

そう母親は私に断言して
独身ライフをエンジョイしてきました。

しかし認知症を発症してからは
恋多き乙女
になっていくのです。


前回の整骨院の先生との恋が
破局に?!
(始めから成立はしていなかったと
思われますが) 終わってから

私が一時介護帰国をしましたので
母親の認知症の進行をくい止める目的と
また私が米国へ戻っても
ある程度、
ちゃんと暮らしていけるように

まずは、当時のケアマネがいた
ディサービスに申し込みをしました。
お風呂も、何かあった時に危険なので
家ではもう入らせずに
ディサービスでの入浴に切り替えました。

ところが、
「あぁいうところはねぇ
イジワルする人間が絶対にいるのよ。
それにね、ボケ老人が行くところで
あたしゃ、まだボケていないし
そこらの年寄り連中とは違うのよ!!」

ん〜。。。
認知症という自覚はないにしても
80歳を超えていれば
十分に高齢者という
年寄りカテゴリーなんだけどな。。。

しかし母親はそう言い張って、
当初はサボりまくりでした。
スタッフがお迎えに来てくれると
得意なのが、仮病でした。
朝は元気にしてるのに
スタッフがお迎えにくる頃には
声も、かすれがすれ
重病人の様に布団に寝込んでいます。

さっきまで私に
悪態&暴言を吐いていた罵声と勢いは
どこへ行った???
その七変化には役者も驚くでしょう。

母親のためを思って
ディサービスに行く事をススメても
本人が頑なに拒むので
私ももう疲れてきちゃって
しばらく放っておきました。

認知症には
脳の刺激が一番の特効薬です。
それには人との会話が絶対不可欠です。
ディサービスで、他の利用者さん達や
スタッフ達との会話やレクリエーションや
気を遣うことが
脳に刺激を与えて、活性化するのです。

しばらくすると
ケアマネの説得もあり
(娘の言うことは聞き入れませんが、
他人様の言うことは聞きます〜♫)
母親はようやく重い腰をあげて
ディサービスに通い始めました。

最近、文句も言わずに
まともに通うようになったわねぇ。。。
あんなにサボり魔だったのに。

そう思っていた矢先
ディサービスからの送りの時間に
30代後半くらいの男性スタッフと
手を握って
るんるんしながらのご帰宅。

「この人ねぇ、すごく優しいのよ 〜
いつもねぇ、あたしの手を大切に
握ってくれて、離さないのよ〜うふ」

私「あぁ。。。。。そう?!
     いつも母親がお世話になっています。
ありがとうございます。」

そう私は挨拶をして
その男性スタッフは
静かで控えめな大人しい方でした。

母親の言われるままに
なってくれるような人でした。

それ以来
母親はずーっとその男性スタッフに夢中。
すっかりその男性と恋人気どりに。

「あの人もねぇ、あたしのことが
大好きなのよ。
いつでもあたしのこと、見てるの。
1人者なんだってさぁ!
あたしのことを
他の人達よりも特別扱いするもんだから
みんなにヤキモチ焼かれちゃうのよ」

あぁまた母親が きらきら
ハートマークだぁ。。。

「今度、一緒に食事に行こうって
誘ってみてあげるんだぁ〜
彼、テレ屋だから、すぐに顔が
真っ赤になっちゃうのよねぇ〜」

私「一緒に行ってくれるといいわね」

「ほんとに優しい人でねぇ〜
ディでもあたしたち
いっつも!見つめ合ってるのよ〜うふ」


介護職の方達には本当に感謝です。


この母親の恋愛を
続けさせてあげたかったのですが
私のグリーンカードの関係で
どうしても米国に戻らないと
いけない事態になってしまったことから

この後、1人暮らしを続けていくのに
もっとサービスが厚く
ショートスティもできる
24時間体制の
小規模多機能施設のケアハウスに
空きが出たので
そちらにディサービスを
変更することにしました。

男性スタッフに恋する母親には
可哀想な気持ちになりましたが
後々の母親のためを思うと
サービスを変更せざるを得なかったのです。


しかし恋多き乙女の純粋な恋心は
ケアハウスに行ってからも続いていきます。

③に続く〜


本日もご訪問者、読者の皆様
ご多忙中
最後までブログをお読み頂きまして
誠にありがとうございました。

皆様に愛をこめて🌸


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Photo by Hirono



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