毎日、真夏日が続いておりますが
皆様、いかがお過ごしでしょうか?


私の最近の介護ブログを
読まれている皆様は
私と母親が、
ずっと良好な親子関係にあったと
思われているかもしれません。

過去のブログに度々と
書いてきましたが
私はアダルトチルドレンとして
幼少期より、母親の愛を感じることなく
母親に愛されることなく
生きてきました。

機能不全家族の中で
私はロストチャイルドの役割を
果たし続けて
それが私の人生に多大なマイナスの影響を
及ぼしてきました。

幼少期時代から、私の母親を形容すると
山姥(ヤマンバ、山に住む女の妖怪) 
そのもの。。。

短気でいつも不機嫌で強情で
プライドが高く
自分勝手、自己中心、我儘、
言動にも行動にも繊細さのかけらもなく
暴力的な女性でした。

私が子供の頃
飼っていたオカメインコの鳴き声が
うるさい!と言って
洗面所に溜めた水に、何度も突っ込んで
平気で殺してしまう様な人で
私はそれを目撃しても
無反応でいるしかありませんでした。

私にも父親にも暴言を吐き散らし
母親と全く性格も容姿も違う私は
母親にとって
疎ましい存在でしかなく
存在そのものを否定される言動と共に
幼い頃から
よく叩かれていましたので
いつしか私は
母親の顔色を伺いながら、
ビクビクしながら、生きる子供になり
自分の気持ちや表情を一切表現しない
子供らしくない子供でした。
そこに居るのか居ないのか
姿を消している存在であり続けることが
その機能不全家族で生き抜く術でした。
(アダルトチルドレンについての
専門的な話は今回のブログでは省略します)

父親が他界してからも
母親とは普通の親子の楽しい会話も
全くできず
基本的な何かが?完全に違うのです。
いつも
石器時代の人と話している感覚になり
悩みごとがあっても
当然ですが、相談できる相手ではなく

国際結婚をしたのも
そんな母親から遠くへと
飛んで行きたかったのかもしれません。



こういう私と母親の関係でしたから
国際離婚をして
認知症になった彼女の介護をするのに
当初、ものすごい抵抗感と
なんで私が???という
自問自答の繰り返しで
自分自身との葛藤の毎日でした。

認知症から、さらに理性を失い
毎日の母親からの暴言と悪態と
私を否定し続ける嵐の中で
かさぶたになっていた
幼少期からの閉じていた心の傷が
グリグリとえぐり掻き出される。
そしてそこから、ドクドクと
赤黒い血が
噴き出てくるようでした。


母親は何のために
生きているんだろう???
母親にとって
私の存在は何だったんだろう???


トイレも全介助が必要でしたが
下剤を飲んでいるので
粘着した便のついたお尻を
丁寧に拭いてあげながらも

「なにやってんのよ!!!
あんたはまったく
何にもまともにできないわねぇ!!!」

基本的に介護拒否なので
そう私を罵倒してくる母親。
そして母親の便がついた自分の手を
見つめる私。。。


でも私にとって、この過酷な
認知症の介護があったからこそ
私はやっと
母親との密接した濃厚な時間を
一緒に過ごす事ができたのです。
母親の事が大嫌いで
ずっと避けて通って来ましたが
母親からも、自分からも
逃げる事ができない。
逆療法というのか、荒治療というのか。
見たくもなかった封印してきたものを、
自分自身を
見ざるを得なかったのです。

母親と、そして、自分自身に
正面から向き合うことは
等身大以上の
はるかに大きな勇気が必要でした。

人間誰しも
他人のせいにするのは簡単な事で
楽に生きていかれますから
それにより被害者意識でいたいもの。
自分自身とは
まず向き合いたくないものです。
できれば地の果てまで逃げきりたい。


でもその大きな勇気は
人を赦す道標となり
いつしか無償の愛へと変わるのです。


母親も未熟な1人の人間だった。
そんな彼女が
私の母親としての役割をするのには
彼女も自身との葛藤があった事でしょう。


この先、母親がこの世界から
旅立つ日が来ても
私には母親への愛と感謝の思いしかなく
後悔も自責の念も何もありません。


私にとっての介護とは
母親との母娘関係を完全に修復し
私の傷ついてきた闇の心を浄化し
この世界で愛を学ぶための
最高のギフトだったと思えます。


母親にスキンシップをしてもらった
記憶はありません。
幼少期より中学校に入るまで
ずーっと無理矢理、ショートカットに
させられていたのも
私に手を触れないで、すむからです。

でも今の私と母親は
会う度に手を握りあって
お互いの生命の温もりと愛を感じています。
もちろん認知症ですから、
顕在意識での会話は
まともには成り立ちませんが
生命の根底からの
魂で愛を分かり合える関係に
もはや言葉は重要ではなく
ようやく私達は
本当の意味で親子になれたのです。

私に介護という機会が
与えられなければ
お互いを愛する事も
愛される事も知らないまま
母親とは交じり合う事もなく
平行線上に
この世界での別れをしていたでしょう。
それは人間として何とも淋しい別れ方です。


もし読者の皆様の中に
ご両親との関係が
疎遠になっているままであったり
ずっとこじれたままの状態でありましたら
今からでも決して遅くはありません。

どうか勇気の一歩を
踏み出してみてください。

貴方の勇気が
この世界に
ご両親の子供として生まれてきた
深い深い縁を感じさせてくれる事でしょう。

老いたご両親たちは
長い今までの自分達の人生を
静かに振り返っています。

後悔している事もあるかもしれません。
本当の気持ちとは
裏腹な態度や言動をする事もあるでしょう。
でもそれは
自分達の弱さや淋しさを隠すためであって
親としてのプライドを
保ち続けるためです。

親として家族を持ってみても
貴方よりも心は未熟であったりもします。
生まれてきた順番が
ご両親の方が先だった、というだけです。
魂の年齢は
この世界の年功序列とは違います。
またそんな親だからこそ
反面教師として
私達が学ぶことも多く
そのようにして生まれてきています。

老いたご両親たちには
もう長い時間は残されてはいません。

家族の愛の修復は
貴方の勇気ある一歩から始まります。

世界平和というのは
決して
遠くの彼方にあるものではありません。
貴方の目の前にいる人
貴方の心の中にいる人を
愛していくことです。

老いた親達は日を追うごとに
子供へと還っていきます。
貴方が
ご両親の心の親となり道標となることで
彼らの人生最終章は
新しいドラマの展開となる事でしょう。
そして貴方の人生のドラマも
シナリオが書き換わって
想像もしていなかったような
愛とhappinessの
大きな幕開けへの
貴重な1ページを開く事でしょう。



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三浦市城ヶ島の夕陽  photo by Hirono 



本日も最後までお読み頂きまして
ご多忙の中
誠にありがとうございました。

親愛なる読者の皆様、
そして皆様のご家族に愛を込めて🌺


催眠音楽療法セラピスト
比桜乃(ひろの)



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