猛暑が続いている毎日ですが、
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
適度な睡眠と
水分補給をしっかりなさってお身体を
御自愛下さいね。

恋は盲目③からの続きです。

ケアハウスKに入った
新人の若いお兄さんに母親は夢中でした。
彼は母親の初婚の相手に
良く似ていることが
幸か不幸か?微妙なところです。
彼もスタッフなので
ディサービスでは、当然のことながら
他の利用者さんのお世話もします。
しかし!!!
母親はそれを許さなくなるのです。
恋は盲目過ぎてしまっている母親は
他の利用者さんに

「ちょっとぉ!あんた!
アタシのダンナに触らないでよ!!!」

とキッと睨んで、毒づくようになりました。

え?!いつからダンナに?!
お花畑の世界ではすでに結婚をしている?!

そしてお兄さんにも

「アンタもそこらのババァの
手を触ってんじゃないわよ!!!」

と言ってしまう母親。
ディサービスではこんな恋の展開
なっていたそうです。

そして、いつのまにか
そのお兄さんが、送迎担当から
外されていました。
スタッフからの事情を聞くと
母親を家に送り届けると

「なんでアンタ、どっかに行っちゃうのよ!
ここはアタシとアンタの家でしょ!!!」

必ずお兄さんは強引に引き止められて
帰してもらえない、という事でした。
まだお若くて優しいお兄さんなので
母親にキッパリと断ることも
できないのでしょう。

母親がディサービスのある日は
私はディとの入れ違いに
訪問をしていましたので
こんな事態に
なっている事は知りませんでした。

とにかくディサービスのある日は
ルンルン&ラブリーな気分が一転してしまい
他の利用者さん達に睨みをきかせ
ジェラシーの1日。
朝からずーっとご機嫌ナナメ。
ナナメを通り超えて直角に至るほど?!

20代後半の若い女性のスタッフKさんに
母親は真剣に
そのお兄さんとの
恋のお悩み相談をしていたそうです。

何故だか?
私には一度もそのお兄さんの話題を
ふってきた事がありませんでした。

若い女性スタッフKさんは
ロングのストレートヘアで
私の若い頃と
同じヘアスタイルだった事から
彼女のことを私の名前で
呼ぶようになったそうです。

若い時代の私と錯覚?!しているのか
彼女には他のスタッフへの話し方とは違い
母親は
遠慮の全くないキツイ口調で
私の名前で彼女を呼びながら
話をしていたらしいです。

でも明るくユーモアセンスのある彼女は
私になりきって?!
上手に対応をしてくれていました。

介護職の皆様には、本当に感謝です。

こんな母親ですから
だんだんと他の利用者さん達に
反感を持たれていき
言い争いから
マジケンカに発展していきそうになると
スタッフ達が
仲裁に入ってくれていたようです。

ケアマネが言っていましたが
女の世界は
灰になるまで女子会なのだそうです。

利用者さん達は
皆さん、
軽度〜の認知症を患っておりますが
母親の認知症が明らかに進行した事を
みんなで話題にして盛り上がってしまう
のだそうです。
どんなに耳が遠い人であろうと
話している内容が理解できない人であろうと
自分の悪口で盛り上がっていることは
誰でも、敏感に感じとるものです。

そんな時に男性の利用者さんは
誰かの悪口を聞いていたくないのか?
そんな女子力についていけないのか?
席を外してしまわれるそうです。

認知症状が悪化してきた母親は
ケアハウスKでは
それまで中心的な存在でしたが
いつのまにか
皆さん達とは、孤立していきました。
話している内容が理解できないため
前は積極的に
楽しんでいたレクリエーションにも
全く参加しなくなりました。


そして、認識力の低下から
それを補うかのように?!
音に対して異常に敏感になっていき
全ての“音”というものが
耳障りな様子で
私が台所の汚れモノを洗っている時でも
「うるさい、うるさい」と言って
テレビでさえ、つけなくなりました。


認知症も中度を超えていきますと
恋は盲目症状も
ピタリとウソのように無くなりました。
脳が
そういう事にもすでに
反応をしなくなるのでしょう。


人生の終わりが近づく頃
人を盲目に求めて恋する事は
認知症により理性や道徳心を失った
子孫繁栄システムの本能
無意識に成せる業なのかもしれません。


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お台場の夕陽  Photo by Hirono 


本日もご多忙中
催眠音楽療法士〜比桜乃(ひろの)の
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