親愛なる皆様、ご多忙の中
今日もご訪問をありがとうございます。

これから雨の多い季節になりますが
皆様、お元気でお過ごしでしょうか?


私の母親は
アルツハイマー型認知症です。
初期の頃からを振り返ってみますと
様々な症状を通過していきました。


母親は、
団地の最上階に住んでおりましたが
「上の階の住人が、朝、仕事へ行く前に
うちの新聞を毎日盗んでいく」
この新聞盗難事件は
ポストに朝投函された新聞を
自分で抜き取って、それをどこかに
突っ込んでしまい、見つからず
完全に忘れています。
団地の自治会に、
この盗難事件の苦情を
母親は訴えた事がありました。

謎の?上の階の住人から始まり
次第に、母親宅には
いろいろな住人が住み始めました。

私の祖母、母親の母親ですが
はるか昔に他界しておりますが
母親は、毎日同じことを
私に聞くようになりました。
「お母さん、さっきまでここにいたのに
どこへ行っちゃったんだか
あんた知らない???」

その次は私の伯父、母親の兄です。
もちろん伯父もはるか昔に
他界しております。
「ねぇ、兄貴どこに行っちゃったんだろう、
最近、帰ってこないんだけど?
あんた知らない???」

そして次は私が中学生時代に
飼っていたヨークシャテリアの
亡き愛犬。。。
母親はその愛犬の名前は思い出せないので
「犬がチョロチョロしてたんだけど
さっき外へ出て行っちゃったのよ」

母親は、畳の上の自分の失禁を指差して
「犬がそこでオシッコしてたわよ」と
クスっと笑って話すこともありました。

母親が心から愛していた人達が
そこに住んでいます。


愛する者たちへの記憶は
認知症になっても
決して失うことはない


私はそう思うのです。


そして、いつのまにか
こびと も住み始めました。
両手で抱えられる小さな全身で
大きな帽子をかぶっているそうです。
顔もとっても可愛いらしいのだとか。

こびとが住み始めてから?
都営団地の事務所から
一本の苦情の電話が入りました。
夜の9時くらいから
夜中の2時くらいの間に
母親宅から
騒音がするというご近所からの苦情が
入っているという事でした。
私が母親をベッドに寝かしつけて
玄関を出てるのが
だいたい夜の9時過ぎ。
イビキまでたてて、
深く寝入ったのを確認してから
帰宅していました。

その後。。。母親宅で
お花畑の住人たちとの
パーティでも始まるのか?!

コンコン、コツコツという音が
静まりかえった夜中に響いているそうです。
私が寝泊まりする夜には
そんな事は全くないし
ショートステイも併用していたので
今でもこの騒音の原因は不明です。
事務所の方も
母親が高齢の1人暮らしだと知っているので
それ以上は追求してきませんでした。


ヘルパーさん達の話では
認知症の他の利用者さん達からも
こびとの存在の話は
当たり前のように
良く聞くのだと言っていました。
どうやらこびとと一緒に暮らすのは
母親だけではないようです。



ただここで私が疑問に思っていたのが
なぜ、はるか昔に他界した私の父親、
母親の夫は、ここには
住んでいないのだろうかと。。。
父親の話は全く聞かないので
母親は父親のことを
やはり愛してはいなかったのか???と。


そんな事をケアマネに話したら

大御所は
最期に現れるのですね


そう聞いて
そうか、
最期に迎えに来る大役だから
ここには住んではいないのかと思いました。

ある日
母親の食事をテーブルに並べていた時
茶箪笥のガラス戸に
一瞬、父親が映りました。
あれ?!
そう思った時には消えていました。

それからまもなく
母親の施設入所が決定しました。

きっといつか
母親を迎えに来る時に
母親の前に現れ、
手を差し伸べてくれるのでしょう。



認知症になり、五感も衰えてくると
本来、人間に備わっている霊感や
テレパシーのような感覚が
優位に際立ってきます。
母親はこの世とあの世とを
自由自在に
行ったり来たりしているのでしょう。

スピリチュアル的な話題は
信じる、信じないの両派に
分かれると思いますので
あまりふれませんが


貴方が心から愛した人達
永遠に記憶の中に生き続ける


たとえ忘却という病いの
認知症になったとしても、
自分が意識するしないに関わらず

人を愛した記憶は
愛されなかった記憶よりも
深く魂に刻まれているのです。


在宅介護中
母親は毎日、「お母さん、お母さん」
そう言い続けていました。
私が訪問すると
「お母さん、どこに行っちゃった?
   まだ帰ってきてないのよ」と
私に尋ね続けました。
大好きだった
恋しい祖母(母親)なのでしょう。



人を愛することの方が
愛されることよりも
はるかに この世で
私達の魂の学ぶことが大きいのです。



今日も貴方の大切な人達を
精一杯、そして誠実に愛していきましょう。



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Florida. Anna Maria beach 夕陽の海辺にて
Photo by Hirono



最後までお読み下さいまして
誠にありがとうございました。
親愛なる皆様に感謝して🌺

催眠療法心理セラピスト
比桜乃(ひろの)



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