お花畑シリーズ(認知症介護)として
加筆をして再アップ致しました。
比桜乃(ひろの)の不定期な⁉️ブログに
お立ち寄りくださる
親愛なる皆様
誠にありがとうございます。
鬱病もアダルトチルドレンも
国際離婚も介護も
全てを乗り越えた今は
その全てが私にとって
必然な魂の学びだったと思えます。
私の学んできたことが
少しでも
同じ苦しい日々を必死に生きている
誰かのお役にたてることが
誰かの心の支えになれることが
次なる私のミッションです。
しばらくは、介護をテーマにした
ブログを発信していきます。
これからの日本はますます
高齢者が増えていき
介護のための
介護難民が増えていくでしょう。
かつての私がそうであったように。
“介護”はもはや他人事ではなく
誰の身の上にも
起きてくる問題だという事を
認識して頂ければ幸いです。
私の母親は、
都営住宅の建て替えのために
長年住んでいた号棟から
強制的に、近所の
新築したばかりの号棟へと
移動させられました。
その引っ越しのストレスと
環境の変化によって
認知症が進行し始めたと思います。
引っ越し当初は
新しい号棟の部屋を
自分の新しい住処である事を
ちゃんと理解していましたが
いつしか
「自分の家に帰る」と言って
突然、家を出ていくようになりました。
早朝、昼間、夕方、夜、
思い立ったらいつでも
昼夜関係なく徘徊に出ては、
母親の帰るべき自分の家を
必死に探すのでしょう。
でもこの新しい号棟の部屋以外に
母親の帰る家はないのです。
探し疲れて、歩き疲れて途方にくれる。
お花畑の家は
母親の遠い記憶の中の家。
母親が生まれ育った
すでに他人の手に渡った家であったり
取り壊されてしまった
長年住み慣れた旧号棟であったり。
どこを探しても
いつまで歩き続けても
辿り着けることはありません。
そしてヘルパーさんや
近隣知人の方々に保護され
無事に家に送られてくる時もあれば
警察に通報してくださる
通りがかりの
見知らぬ心ある方達のお陰様で
母親はどれだけ命拾いをしてきたか
わかりません。
警察から保護の連絡が入り
私が迎えに行くというローテーション。
私の目の前で
夜、徘徊に出て行こうとした時
どんなに静止しても聞かず
私のお手を振り払って
勢いよく出て行きました。
母親をぶん殴って止めるわけにも
いきませんので
この徘徊ゲームに疲れきっていた私は
「自分が選んだ道をそんなに
行きたいのなら行けばいい。
もう二度と会えないかもしれないね。
さようなら。。。」
そう心の中でつぶやいていました。
その間、2、3分くらいだと思いますが
気を取り戻した私は
すぐに母親の後を追いかけました。
9階の最上階から
エレベーターで、一気に地上に降り
あたりを見回してもすでに
母親の姿はなく。。。
普段はヨロヨロと歩いていても
この徘徊時の
フットワークの軽さと速さには
驚愕します。
高齢者だからといって
決してあなどれません。
本人はお花畑の家に帰るために
真剣かつ必死なのです。
火事場の馬鹿力を出すのです。
心あたりのある場所や
行きそうな近所のお店を
探しまわりましたが、見つからない。
もう泣きながら、
徘徊に出た母親を探し歩きました。
そして私も途方に暮れて
駅前の交番へ行き
認知症の母親の保護を要請します。
夜の街は
私と母親を暗闇の中に
すっぽりと飲み込んでいき
出口の見えない暗闇の中に
私は置き去りにされるのでした。
徘徊に出ると
87歳の高齢ですから
転んで大怪我する事もありました。
その際、顔面強打して
うずくまっているところを
たまたま通りがかりの
巡回中の警察官に
保護された事もあります。
本当に強運です。
転んで額を切って、流血しているところを
たまたま近所の知人が発見してくれて
救急車を呼んでくれて
搬送された事もありました。
今、振り返ると
神経の休まる日がありませんでした。
母親の市町村では
徘徊用の探知機の貸し出しをする
無料サービスがある事がわかり
早速、申請をしまして
それ以降は
探知機が役にたつ事がありました。
皆様が住んでいる市町村が提供する
無料サービスを調べあげて
役にたつサービスを
全て使いきる事!をおススメします。
尿便失禁のために
防水シーツも申請できる事を知り
無料配布して頂きました。
家族である介護者が
誰もが迷い、悩み続けるのが
“施設への入所”だと思います。
家族だからこそ
自分が最期まで面倒を見てあげたい
そう思うのが親子の情でしょう。
施設へ入所させる罪悪感もあるでしょう。
でもどこかで踏ん切りがつき
決断できるタイミングがやってきます。
このテーマはまた次回にブログに
書いていきますので
今回はあまり触れませんが
真夜中、午前1時半過ぎに
警察署からの電話があった瞬間には
心臓がバクバクし、血の気が引きました。
まさか?!事故死?!
徘徊に出て
大きな幹線道路脇で
パジャマ姿でウロウロしている
母親の姿を見た通りがかりの人が
不審に思い
警察へ通報してくれたのです。
信号の区別もわからなくなっている母親が
赤信号でもふらりと
横断歩道を渡っていたらと思うと
交通量が多く
そんな暗闇の中の母親に気づかずに
ウッカリと車で轢いてしまった?!
ドライバーさんの事を思うと
もうこれが限界だと思いました。
私はこれ以上
母親の生命を護りきれない
母親の生命を護りきるために
施設へ入所させる事を決断しました。
この時点ではまだ介護3であり
介護4への区分変更中でした。
各特養施設へ問い合わせをして
当然ながら、東京都内は
どこも全て満床で
待機者も多いのですが
申し込みをしない事には
何も始まらないので
片っ端から
申し込み書を取り寄せ
ポストへ投函していきました。
お花畑の家は
母親の遠い記憶の中に在り続けるでしょう。
他に家族のいない私は
1人で
母親の介護をしてきましたが
現実には徘徊に出る母親を
近隣知人の方達、近所のお店の方達
近隣ネットワークに支えて頂きました。
見ず知らずの通りがかりの
心ある人達がいました。
そのお陰様で
母親の生命は護られてきました。
本当に心から感謝です。
もし貴方が、これから道を歩くならば
愛の視線を持って
愛の視界を広げて
街を歩いてほしいのです。
貴方の思いやりと助けを必要としている
誰かがいるかもしれません。
お花畑の家を探し続けて
迷い子になっている
誰かがいるかもしれません。
どうか、それに気づいてあげてください。
貴方の愛の視線が
誰かの生命を救うのです。
この高齢化社会の難題を
他人事と捉えずに
みんなが助け合い、支え合い
ピースフルな世界を実現する事が
日本全体を変えていける術なのです。
介護難民という言葉が
この日本から消え去り
介護者たちの孤独の闘いの日々に
終止符が打たれる日を祈って。
今日も最後までお読み頂きまして
ありがとうございました😊
親愛なる読者の皆様に感謝して🌸
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