そう、私の視えた映像は
暗闇の中で
"叫びにならない声をあげて
叫んでいる子供"

ムンクのあの有名な絵画のように
何を叫んでいるのかはわかりません。
無声映画の一幕のように
声は無いのに
必死で叫んでいる事だけはわかるのです。

その子供は夫の小さい頃の姿でした。

この世でおそらく
私だけが、彼の隠れている真実の姿、
彼のインナーチャイルドが視えた1人だと
今でも思っています。

彼の両親は若くして結婚をしたけれど
父母共に、母性と父性が欠けていて
子育ての責任感はなく
お互いに自分の楽しみだけを追求した結果
離婚となりました。
母親が親権を持ったものの
夜な夜な酒場へと出歩いて
帰らぬ母親を
祖母と一緒に、夜の飲み屋を
一軒一軒と
探し歩いた事もあるそうです。
子育て放棄状態は続き
結局、彼と妹は母方の祖父母の元で
育てられました。

そんな母や父への怒りや哀しみ、
そして何よりも
無償の "愛情" に飢えた心は
常に、飢餓状態にあるのです。
ポッカリと、そこだけ空洞になっていて
何を埋めても埋まらない空間なのです。

私も彼の酒乱やモラハラ精神暴力に
ずっと苦しめられてきましたが
彼も、"壊れた"家族"の被害者として
今も苦しんでいる事に
間違いはないのです。
そして
彼は人を愛するという事が、愛し方が
わからない人なのです。

私と子供達への
接近禁止命令と拘束状態にある彼の心が
暗黒の魔王に支配されていたら
私達の明日はもうないでしょう。
でも、"家族の絆"という朝陽の光が
少しでも彼の凍てついた心に
降り注ぐならば
きっと私達はここから再生できる。

崩壊1秒前の家族は
新しく生まれ変わる事ができると
私の心の闇夜を照らし出しました。

にほんブログ村 家族ブログ 国際離婚・別居へ
にほんブログ村