みなさま、こんばんは。先日の佐藤愛子先生のレッスンのお節編です。
実は、こんな私でも、25歳頃、お重を2段買って、「おせち」というハンドブックを買ってお節料理に初挑戦したことがあるのです。当時からデジタルが普及してたら、絶対画像つきのネタにしてます。
いまでも、その料理本はあるのですが、以前発見したとき、当時使っていた別サイトのブログに、その料理本への書き込みページの画像などを載せたりしてから見失ってしまいました。信憑性をあげられなくて残念です。
その本にもタイムテーブルはありました。最長2週間前から仕込み準備に取り掛かるようになっていて、3品目ほどできなかったものがありました。
元旦那は板前のプロとて、敗けたくなかったのです。若さですね。今の私は自分にできないことができる人に会うと尊敬や羨望が先に来ますから、そこからほんの僅かでも関連をもたせて、話題を拡げるほうが楽しいかなって思います。
勝っても敗けても、どれだけ多く楽しみを共感できるか‥それが、今の職場のレクリエーションの提供時などにテーマとなることなので、自分の勝気も和らいできたのかもしれません。
柔軟に対応してる時は、視野が拡がる分、得られるものも大きいので、お得感がありますし(笑
さて、おせち、作るのは大変、お金も時間も掛かったけど、私、おせち、嫌いなんです。作るだけ作って、ビックリさせて、まぁ、及第点レベルでしたが、結局、親戚や知人宅を回って、作ったおせちはカビらせてしまいました。
メジャーな定番で好きなのは、一ノ重。栗きんとんや鯛。辛党なのでごまめや数の子。お雑煮も嫌いで、お正月は「食」としては苦手でした。
さてさて、毎度能書きで自分史を絡めて長文になってますが‥
洋風な印象のサロネーゼのおもてなしの和食は、とても興味がありました。今は、和食も好きです。
また、佐藤先生の手料理は、いつも新鮮な幸せにつつまれるような美味しさで、ハズレがないのです。
コース料理にワインとお花が付いてるレッスン、最初にブログでレッスン内容を知った時「こういうの、スキー!!」って思いました。
まぁまぁ、そんなわけで、今回は、盛り付けの実習もありました。そこで、エプロン持参となっていたので、私は和柄のエプロン着たい!ってすぐにイメージが湧きました。
これです。
携帯で撮ったので画質悪くてすみません。
空の小鉢も絵になってますねぇ。
さて、ナプキンはお月見の時に学んだ扇折りになってましたが、
別バージョンも教えて頂きました。
こちらの方が、今回は私好み。
クーラーの下にもナプキンが。
掛け軸のようなテーブルセンター。
盛り付け開始。
食材
食材のアップ
亀甲に金粉を散らしてテンション上がってお手本の真似してみましたが‥
お手本は纏りよいですね。
箸の使い方までぎこちなくなってきました‥
やはり対角線が纏ってます。
ナンテンを敷いて‥
こんな感じ‥
ピンボケしてます‥
でも、ごった詰めのおせちと違って懐石みたいで美味しそう。
お手本を見ると、ローストビーフの配置が私のと違う!
直しました。
完成♪
入口方向から見た感じ。
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テンション上がって‥
私のグラスにも注がれて
いただきます♪
と思ったら椀物が‥
蓋を開けると柚子の香に金粉が浮かび‥
梅餅
竹餅‥お雑煮!御出汁がきいて、あっさりした御餅が美味しい♪
干し柿の和菓子風デザートまで♪
そして、陽が落ちて冷え込み始めた頃に、温かい緑茶。
このお湯呑が、とても薄いのですが、手に馴染み、熱くないのです。
ほぅ~っと落ち着く感じで、干し柿のデザートともよく合います。
おせち苦手な私も、すべて美味しく頂けました♪
私からは、あまりネタバレなことはできないなぁ、と思っていましたら、佐藤先生がブログで「居酒屋愛子風お節料理」のレシピを公開して下さっています!
ありがとうございます。
お花もお料理もインテリアも素晴らしいものですが、私はこのレッスンで日常忙殺されがちな、身近な自然の移ろいを体感させて頂き、佐藤先生のお話に癒されることや、他の生徒さんにも、また元気で再会できたというのが心地よくて続けています。
インターネットや文献を駆使して自学自習である程度の知識や技量は身に付けることができますが、オフラインの教室には、そこまで踏み込んだ者だけが得られるものがあると感じています。
そして、おもてなしを重ねることで、より元気に、より素敵になっていらっしゃる先生に接して思うことは、歳を重ねても、おもてなしに懸けるパワーが苦痛や犠牲ではなく、エネルギッシュに次のステップや出会いに向かうアクティヴな自己表現なんだなぁと感心させられることです。
秋からの参加でしたが、お世話になり、ありがとうございました。
来年も、よろしくお願い致します。