【第1回銀杯】
年月日：1980（昭和55）年6月1日（日）
天候：晴 馬場：稍重
距離：1800ｍ
条件：4歳
出走：10頭
優勝：テイモハート [牝4・53・吉村孝志]
調教師：谷原徳三
タイム：1.59.3
2着：ナドラウンリユウ [牡4・54・小嶺英喜] （0.1）
3着：アギラス [牡4・54・弓削和彦] （0.7）
摘要：当年度創設
【第2回銀杯】
年月日：1981（昭和56）年6月7日（日）
天候：晴 馬場：良
距離：1800ｍ
条件：4歳
出走：10頭
優勝：ナドラリンボー [牝4・53・渡辺勝行]
調教師：千同武由
タイム：2.01.5
2着：ヤングヤマチヨ [牡4・54・北野多美男] （0.6）
3着：フクヤマレデイ [牝4・53・桑田忠規] （0.0）
摘要：
【第3回銀杯】
年月日：1982（昭和57）年6月28日（日）
天候：晴 馬場：良
距離：1800ｍ
条件：4歳
出走：10頭
優勝：ヒダカスピード [牡4・54・番園一男]
調教師：部谷久司
タイム：2.03.4
2着：テルホード [牡4・54・田代専二] （0.0）
3着：ハヤブサホープ [牡4・55・藤尾育央] （0.4）
摘要：
【第4回銀杯】
年月日：1983（昭和58）年6月19日（日）
天候：晴 馬場：良
距離：1800ｍ
条件：4歳
出走：10頭
優勝：カブラヤホープ [牡4・54・宮岡大宏]
調教師：千同武由
タイム：2.03.4
2着：ニホンカイドオル [牡4・54・藤尾育央] （0.4）
3着：ヨシズキング [牡4・54・小嶺英喜] （0.4）
摘要：
【第5回銀杯】
年月日：1984（昭和59）年6月10日（日）
天候：晴 馬場：不良
距離：1800ｍ
条件：4歳
出走：10頭
優勝：エルバード [牡4・55・宮岡大宏]
調教師：高本修一
タイム：2.01.5
2着：コタカクイン [牝4・54・藤井勝也] （0.2）
3着：トヨホール [牡4・54・北野多美男] （0.5）
摘要：
【第6回銀杯】
年月日：1985（昭和60）年6月9日（日）
天候：晴 馬場：良
距離：1800ｍ
条件：4歳
出走：10頭
優勝：フロルアキング [牡4・54・荻田恭正]
調教師：上原齊
タイム：2.01.1
2着：メジロヒエン [牡4・54・渡辺勝行] （0.2）
3着：イケフジキング [牡4・56・田代専二] （0.1）
摘要：
【第7回銀杯】
年月日：1986（昭和61）年6月8日（日）
天候：晴 馬場：良
距離：1800ｍ
条件：4歳
出走：10頭
優勝：リキザン [牡4・54・吉村孝志]
調教師：鋤田久
タイム：2.01.3
2着：ニホンウルフ [牡4・54・鋤田誠二] （0.0）
3着：マルトヨダイドウ [牡4・54・小嶺英喜] （0.2）
摘要：
【第8回銀杯】
年月日：1987（昭和62）年8月9日（日）
天候：晴 馬場：不良
距離：1800ｍ
条件：4歳
出走：10頭
優勝：テルセイホー [牡4・56・田代専二]
調教師：上原齊
タイム：1.59.8
2着：ハマユーウタイム [牡4・55・那俄性哲也] （1.5）
3着：マネメイキング [牡4・54・渡邉貞夫] （0.4）
摘要：
【第9回銀杯】
年月日：1988（昭和63）年6月19日（日）
天候：晴 馬場：良
距離：1800ｍ
条件：4歳
出走：9頭
優勝：ヒノデタカオー [牡4・54・吉井昭蔵]
調教師：石黒剛太
タイム：2.01.3
2着：エイランキング [牡4・54・荻田恭正] （0.0）
3着：ビソウハート [牝4・54・藤井勝也] （0.7）
摘要：
【第10回銀杯】
年月日：1989（平成元）年6月18日（日）
天候：晴 馬場：稍重
距離：1800ｍ
条件：4歳
出走：10頭
優勝：アイアイバンタム [牡4・54・荻田恭正]
調教師：堀部重昭
タイム：2.02.5
2着：グレートエルザ [牝4・53・藤井勝也] （0.1）
3着：ブラウンバツト [牡4・54・石井幸男] （0.1）
摘要：
【第11回銀杯】
年月日：1990（平成2）年6月17日（日）
天候：晴 馬場：稍重
距離：1800ｍ
条件：4歳
出走：8頭
優勝：オカノツヨシ [牡4・54・石井幸男]
調教師：那俄性一人
タイム：2.02.2
2着：イムラツトヘイセイ [牡4・54・胡本友晴] （0.2）
3着：イケノプリマ [牝4・53・小嶺英喜] （0.1）
摘要：
【第12回銀杯】
年月日：1991（平成3）年6月23日（日）
天候：曇 馬場：不良
距離：1800ｍ
条件：4歳
出走：9頭
優勝：マルゼンパワー [牡4・54・藤本三郎]
調教師：石黒剛太
タイム：2.01.0
2着：ステイブルライン [牡6・55・岡崎準] （0.4）
3着：マツノホープ [牡5・53・渡辺博文] （0.8）
摘要：
【第13回銀杯】
年月日：1992（平成4）年6月28日（日）
天候：晴 馬場：良
距離：1800ｍ
条件：4歳
出走：8頭
優勝：キヨラカエル [牡4・54・那俄性哲也]
調教師：那俄性一人
タイム：2.03.4
2着：イムラッドキング [牡4・56・岡田祥嗣] （0.5）
3着：サツキテンフォー [牡4・54・渡辺博文] （0.2）
摘要：
【第14回銀杯】
年月日：1993（平成5）年6月27日（日）
天候：晴 馬場：重
距離：1800ｍ
条件：4歳
出走：10頭
優勝：イムラッドホマレ [牡4・57・那俄性哲也]
調教師：浜田輝和
タイム：2.02.1
2着：サイキプリンス [牡4・54・野田誠] （0.4）
3着：ナタリージョージ [牡4・55・外山清彦] （0.3）
摘要：
【第15回銀杯】
年月日：1994（平成6）年6月26日（日）
天候：晴 馬場：良
距離：1800ｍ
条件：4歳
出走：9頭
優勝：ミナミセンプウ [牡4・55・小嶺英喜]
調教師：弓削和彦
タイム：2.00.6
2着：ジョージハンター [牡4・55・鋤田誠二] （0.6）
3着：フジナミタカラ [牡4・54・田代専二] （1.6）
摘要：
【第16回銀杯】
年月日：1995（平成7）年6月18日（日）
天候：曇 馬場：重
距離：1800ｍ
条件：4歳
出走：9頭
優勝：タッチアップ [牡4・55・荻田恭正]
調教師：弓削和彦
タイム：2.01.0
2着：エルチヨ [牝4・53・野田誠] （2.4）
3着：カモヒリュウ [牡4・54・嬉勝則] （0.4）
摘要：
【第17回銀杯】
年月日：1996（平成8）年6月16日（日）
天候：晴 馬場：良
距離：1800ｍ
条件：4歳
出走：8頭
優勝：ハシルタイヨウ [牡4・56・岡崎準]
調教師：弓削和彦
タイム：2.01.0
2着：フジキダイオー [牡4・55・嬉勝則] （0.0）
3着：ローレルキセキ [牝4・56・渡辺博文] （0.5）
摘要：
【第18回銀杯】
年月日：1997（平成9）年6月29日（日）
天候：晴 馬場：稍重
距離：1800ｍ
条件：4歳
出走：10頭
優勝：ノアオーカン [牡4・55・鋤田誠二]
調教師：鋤田久
タイム：2.01.5
2着：ミハルインター [牡4・55・岡田祥嗣] （0.9）
3着：モナクライン [牡4・54・田邉広文] （0.5）
摘要：
【第19回銀杯】
年月日：1998（平成10）年6月28日（日）
天候：雨 馬場：良
距離：1800ｍ
条件：4歳
出走：8頭
優勝：モナクダイキチ [牡4・54・渡辺博文]
調教師：荻田恭正
タイム：2.01.2
2着：ユタカブレーヴ [牡4・54・鋤田誠二] （0.6）
3着：フジキタイトル [牡4・54・吉延忠義] （0.1）
摘要：
【第20回銀杯】
年月日：1999（平成11）年6月20日（日）
天候：晴 馬場：重
距離：1800ｍ
条件：4歳
出走：8頭
優勝：コピエ [牝4・55・岡田祥嗣]
調教師：荻田恭正
タイム：2.01.9
2着：ジョージバロン [牡4・57・鋤田誠二] （0.2）
3着：マルサンダイオー [牡4・54・久保河内健] （0.3）
摘要：
【第21回銀杯】
年月日：2000（平成12）年6月25日（日）
天候：曇 馬場：不良
距離：1800ｍ
条件：4歳
出走：10頭
優勝：ミスターカミサマ [牡4・54・藤本三郎]
調教師：那俄性哲也
タイム：1.59.1
2着：ブラウンマーチ [牡4・54・石井幸男] （1.5）
3着：イクノシンプウ [牝4・53・岡崎準] （0.3）
摘要：
【第22回銀杯】
年月日：2001（平成13）年7月1日（日）
天候：晴 馬場：良
距離：1800ｍ
条件：3歳
出走：10頭
優勝：フジナミスペシャル [牡3・56・嬉勝則]
調教師：小嶺英喜
タイム：2.00.7
2着：シュウホウウイーク [牝3・53・岡崎準] （0.4）
3着：サンアイスペシャル [騸3・55・楢崎功祐] （0.5）
摘要：
【第23回銀杯】
年月日：2002（平成14）年6月23日（日）
天候：晴 馬場：良
距離：1800ｍ
条件：3歳
出走：10頭
優勝：モナクカバキチ [牡3・54・岡田祥嗣]
調教師：荻田恭正
タイム：2.01.2
2着：ダイニアキフジ [牡3・57・鋤田誠二] （0.8）
3着：サンコーアイボ [牡3・54・嬉勝則] （0.1）
摘要：
【第24回銀杯】
年月日：2003（平成15）年6月29日（日）
天候：晴 馬場：重
距離：1800ｍ
条件：3歳
出走：9頭
優勝：デザートビュー [牝3・53・渡辺博文]
調教師：徳本慶一
タイム：1.59.1
2着：ラピッドリーラン [牝3・54・佐原秀泰] （1.9）
3着：ミルガルソン [牡3・54・岡崎準] （0.3）
摘要：
【第25回銀杯】
年月日：2004（平成16）年7月18日（日）
天候：曇 馬場：良
距離：1800ｍ
条件：3歳
出走：10頭
優勝：クロイチョキンバコ [牡3・57・岡崎準]
調教師：江口秀博
タイム：2.00.5
2着：メイユウオライオン [牡3・54・嬉勝則] （0.5）
3着：アトムビクトリー [牡3・54・佐原秀泰] （0.0）
摘要：
【第26回銀杯】
年月日：2005（平成17）年7月31日（日）
天候：晴 馬場：不良
距離：1800ｍ
条件：3歳
出走：9頭
優勝：クロマルジョージ [牡3・54・鋤田誠二]
調教師：東森優
タイム：1.58.6
2着：パスカリランナー [牡3・54・岡崎準] （0.2）
3着：ユノフォーティーン [牡3・57・渡辺博文] （0.1）
摘要：
【第27回銀杯】
年月日：2006（平成18）年7月30日（日）
天候：晴 馬場：良
距離：1800ｍ
条件：3歳
出走：10頭
優勝：フジノコウザン [牡3・54・渡辺博文]
調教師：吉井勝宏
タイム：2.02.4
2着：ハマホーオン [牡3・54・片桐正雪] （0.4）
3着：ユタカオーサマ [牡3・54・野田誠] （0.0）
摘要：
（→重賞競走 [サラ] へ）
創設以来、3歳（旧4歳）限定・1800ｍ戦の条件を貫いた銀杯は、かなりユニークな性格を持っていました。
何かというと、同世代の中で唯一、福山ダービー馬だけが出走権を持っていなかったこと。
（※ 第1回の優勝馬テイモハートは同年3月に佐賀競馬場で弥生賞を勝ったあと転入してきた馬なので、「福山デビュー馬限定」の条件なども無かったはずです。）
言ってみれば“ナンバーツー決定戦”なわけで、優勝劣敗の競馬の世界では異色の存在でしょう。
他場にも、川崎競馬場の毛色限定レースだとか、上山競馬場の在籍制限年齢に達した馬の当地最後のレース（金寿賞 [サラ]、銀寿賞 [アラ]）だとか、異色のレースは数々存在しますので福山だけが特別ではありませんが、面白いことは間違いないと思います。
ダービー馬抜きという条件設定が大きく影響したのでしょう、施行年によってレースレベルにかなりの差が出ていました。
絶対王者が抜けてドングリの背比べになった年、逆にダービーを運悪く獲り逃しただけの実質ナンバーワンホースが圧倒した年…。
前者でいうと、ローゼンホーマが勝ち抜けした第7回はその典型で、出走10頭の力量差はほとんどないと見られていました。
勝ったのが6番人気のリキザン、2着は1番人気のニホンウルフでしたが、3着には9番人気のマルトヨダイドウというダークホースの活躍が混戦ぶりを表していました。
一方、後者としては、第8回、第15回、第16回、第21回、第22回に第24回といったところが挙げられるでしょうか。
第8回のテルセイホーはタマキサンセイと4歳三冠を分け合うほどの実力馬でしたし、第15回のミナミセンプウは福山ダービーは獲れなかったものの楠賞全日本アラブ優駿に出走しました。
また、第16回のタッチアップはレース史上最高着差・2秒4の大差勝ちを収め、第24回のデザートビューは9馬身差、第21回のミスターカミサマは7馬身差など、インパクト大のレースがたくさん。
銀杯は、条件としてはニッチなところがありながらも、観戦の満足感としてはかなり上位にあったレースだったのではないかと思います。
