滋賀県内の山城をリサーチ中、鎌刃城も行っておきたいと思っていた城の一つ。
湖北と湖南を分ける交通の要所に造られ、中山道やその他の山間を抜ける道を監視する役割をもっていたようです。
20丁からスタート。
1丁ごとに標識がありました。
細いトラバース道もあったりしますが、足元はしっかりと整備されているので大丈夫です。
まずは北郭を見て回ります。
かなりの広さ!
奥の方、北の端に展望台がありました。
展望台からは伊吹山地が見渡せます。
この角度から見るのは新鮮
北郭の大堀切。
発見当時は高さ9mほどだったようです。
徐々に風化してきているとはいえ、まだまだ見ごたえのあるサイズに圧倒されました!
同じく北郭にある大石垣。
苔や草を取り去ったらもっとインパクトがあるだろうに・・ちょっと惜しいですね。
お城に水の確保は欠かせません。
現在はパイプを使って復元されていました。
鎌刃城は山中にある滝から水を調達していたそうです。
あとで見に行っとこ!
主郭に来ました。
北郭も広かったけれどここは更に広大な平坦地。
南面には土塁が盛られていて、石積みも見られました。
虎口には門の礎石が残っていました。
西郭の連続竪堀群も気になりましたが、主郭からは尾根伝いに大きく下っていく様子。
のぞき込んでみると、ロープが延々と続く激下りがはるか遠くまで・・
あかん、これは今の私にはレベルが高すぎる
西郭はパスして南郭へ進みました。
細い尾根道&堀切の連続でした
堀切は7つもあったみたい!
この細尾根が鎌の刃のように細く鋭いので「鎌刃城」と呼ばれているという説があるようです。
続きは次回!