暑いですね。

お元気ですか?

ボーッとしているうちに

あっという間に時間が経ってしまいました。


まさかの坂を無我夢中で登っていたら、

仕事はあっという間に3倍に増えて、

初めて自由に仕事ができる楽しさを満喫!

人生今が最高だ!

と思っていたら次の壁に衝突。


そうだよな。良いことばかり続くわけがない。

良いことがあっただけでも良いじゃないの。

人生そう甘くはないのだもの。

時々楽しいことを織り交ぜながら、

大体は厳しいのよ。


しか〜し!

私は70年以上も生きて来た強者です。

今更弱音もないもんです。


新たに次々と襲いかかる難問。

受けて立とうじゃないの。

70代の冒険です。

永遠に続く命ではありませんから、

今できること、

今だからできること、

力一杯頑張りますわよ。


何言ってるかわからないですよね。

具体的に言えないのが辛いところですが、

詳細など言っても仕方ありません。

でも、

ここまで生きてこれて、

大好きなボランティアができて、

やりがいのある仕事ができるだけでも上出来!


新たな挑戦、大歓迎です。

この歳で新たな冒険ができるって最高じゃないですか。

かかってこい、です。


この絵↓年季が入っているでしょう。


伊香保で手に入れた片岡鶴太郎さんの絵なのですが、

何十年もこの言葉に支えられて来ました。


もう処分しようかなと思っていましたが、

やっぱり置いておこう。

落とし穴はどんな時にもありますからね。


訪問してくださる皆様に感謝して、

これからも頑張ります。


いつもありがとうございます。


次はとっておきの写真を用意しますね。

水分補給お忘れなく。

あっという間に時間が過ぎていきます。

気がつけば前回の投稿から早2週間。

この調子でいくと1年も5年も、

気づけばあっという間に経ってしまう。

大切な記憶はちゃんと記録しなければ。


1週間前は成田の祇園祭でした。

本堂前に総勢10基の山車と屋台が結集します。

最初に入って来たのは、

左側、成田山の山車、大和武尊です。

右側が、

次に入って来た仲之町の山車。神武天皇。

山車には、

成田山新勝寺にゆかりのある人物が乗っています。

今年の祇園祭は、

コロナ明けで恐る恐る行われた昨年よりも、

堂々と、明るく、元気な印象ですが、

厳しい暑さとの戦いでした。


田町の山車は素戔嗚尊(すさのおのみこと)

境内に入ったら迫り上がってきます。


とにかく暑い。

結集前に休憩を入れても、皆グッタリ。


囲護三和会は嵯峨天皇。

心なしかグッタリ?


暑くても、頑張る。


幸町の山車は新勝寺ゆかりの朱雀天皇。



関係者の皆様、本当にご苦労様です。


威勢の良い掛け声が聞こえます。

総門をくぐったお神輿はどうやって境内へ?


光輪閣前のお上り坂をエッサホイサ。



頑張れがんばれ。

無事登りきりました。

4:30からは総踊り、

山車が境内を出るのは陽が落ちた後なので、

来年は最後まで付き合えたらなあ、

と思いながらここで私は帰路につきました。


上町の屋台は今年も赤い傘がおしゃれ。



動画をアップしたいのですが、

音がうるさいので断念しましたが、



青空と三重塔がよく似合う盛大なお祭でした。



こんなイベントにご縁があって、

ありがたい限りです。


この日は救急車がひっきりなしでした。

注意して水分補給をしていても、

あの暑さと激しい動きでは追いつかず、

搬送される人が続出。


室内でもどうぞ気をつけて。

水分補給をこまめに行ってくださいね。


本日もおいでくださいましてありがとうございました。


はて、

いつか見たさん橋?

いえ、

若者に人気のあの「原岡桟橋」ではありません。


そのすぐ近く、

館山市鏡ヶ浦に突き刺さる素朴な桟橋です。


とっかかりがなく、怖いです。


でも、人生の道みたいで、

なんか良いですねー。


先端。

前の日に、

88ヶ所の看板を見ているだけに、

「あなたならその先は、どうしますか?」

と問われているような感じです。


年齢的にも、

生かされる命は、あとこのくらいかもしれません。

そう思うと、一歩ずつ大事。


そのあとは

お決まりの道の駅、びわ倶楽部。

今年のアカンサスはこんな感じでした。



一度見事な満開の様子を見たことがあるので、

いつもそれと比べてしまいます。

あの時が偶然に良すぎたのかもです。


それがこの2枚です。

見事でしょう。

後にも先にもこんなん見たことがありません。


どうしてもこのイメージを追ってしまいますが、

植物は気温、天候に左右されますから、

この姿にあえたのは「幸運」ですね。


そして、お決まりのびわソフトで仕上げ。


帰りは房総の造り酒屋「亀田酒造」で

日本酒好きの友人に「寿満龜」を購入しました。

創業260余年だそうです。

金賞を受賞したりする老舗中の老舗。



この季節はいつも天気予報との睨めっこ。

雨と雲との競争になりますが、

それでも、びわと神社仏閣巡りは欠かせません。
高速は使わず行きも帰りも一般道を交代運転、
時間はかかりますが、
道の駅にも寄ったりすると、
その土地の暮らしが見えて楽しいものです。
往復200キロ。
今年も来れて上出来でした。

本日も読んでいただきまして、
ありがとうございました。

さて、

次なるお寺は館山市内の妙音院。


第二次世界大戦の空襲にも

ひっそりと生き延びた山門です。


昔、とある老女がここを訪れて、

ここは地形が素晴らしく、

ぜひここで88箇所巡りのお寺を開きなさいと進言したそうで、

高野山に直接申し出てここに作ったとか。


安房高野山八十八箇所霊場の案内が。



ここを潜って登っていきます。


ひとけのない鬱蒼とした階段を分けいって。

少しおどろおどろしい道をズンズン進みます。

一段一段、滑らないようにゆっくり、ゆっくり。

行手には、

一体一体、お坊さんの像が祈りを捧げています。

なんだか写真を撮るのはおこがましいようで、

一枚も撮れず。

でも、なぜかこの一枚だけ。なぜだろう。



自分にもよくわかりませんが、

これなら良いと訴えるものがあったのでしょう。


降りて来てウケたのが、

看板にあった言葉の数々。

平成8年とありますが、

これが書かれた時代は、おそらくもっと遡って、

平均寿命が60代くらいだったのでしょうね。



数字は年齢を表していると思われます。

58番 此処より下り坂、人生昇りだけでなく下りの苦難が多いでしょう。

65番 人生で1番大変なことが起こる時のようです。健康大切に。


一つ一つにウンウンとうなづきながら、

68番で爆笑です。

68番 もう自分の人生にけじめをつける時でしょう。

   未練を残さずに。


思わず「はい!」と。


81番 米寿まで険しい坂を下ります。人生最終の化粧です。

88番 米寿まできました。おめでとうございます。


おー、88歳はめでたくも幸せな年齢なのですね。


長寿でいたいと願った時代、

長寿は幸せと思った時代、


超長寿を手にした現代。

みんな本当に幸せだろうか。


「90歳、何がめでたい!」


今旬のこの言葉が胸に刺さります。


社会も個人も問題は山積ですが、

命の最後まで力一杯生きなきゃね。

自分らしく生かせてもらえるのかしら。


私の場合、

健康があって、仕事があって、ボランティアもできて、

一応暮らしは自転車操業の貧乏ヒマなしだけれど、

今ほど幸せに感じた時はありません。

明日どうなるかわからないけれど、

今こうしてブログを書いて、

1人でも読んでくださる人がいるというのは

またとない幸せなこと。


日々無事に過ぎることもまた

この年齢になると奇跡のようなこと。


いくつもの小さな幸せを十分に噛み締めています。


いつも読んでくださりありがとうございます。

お、いきなりどこ?



館山湾の入り口、

いつも鏡のように穏やかな海であることから

鏡ヶ浦と呼ばれる海を見下ろす那古寺です。



『養老元年(717年)この地を訪れた行基さんが、天皇の病気平癒を祈願して那古の海中から得た流木で、観世音菩薩像を刻したのが始まり(「千葉のお寺巡り」より)』だそうです。

坂東33所観音巡りの33番目で、結願の証も授与しているそうで。

そんな由緒あるお寺だったのね。

今まで素通りしていて失礼しました。


お寺の奥はハイキングコース。

館山湾と館山市が望めます。

今年も来れて良かった。



展望台には、

今話題の紫式部の供養塚と歌があったりして。


「めぐりあひてみしや、それともわかぬまに、雲隠れにし、夜はの月かな」


そばには泉式部の歌もあったりして。

「あらざらん、この世の他の思い出に、いまひとたびのあうこともがな」



ここで万葉の世界に浸れるとは、

高校時代以来かしら。半世紀以上ぶり!

なんと風流な。


人生は幾つになっても

ワクワクするような

新鮮な出会いがあふれています。


市内一のソテツの大樹。

根本の近くで12本に枝分かれしていて、

樹高6メートルだそうです。

樹齢は不明だそうですが、

嘉永7年(1854年)、力士の奉納とあるそうで、

長い年月、館山を見守ってきているのですね。


館山、まだまだみるところがいっぱい。

奥が深いです。

次も一緒に巡りましょう。


本日もご覧いただき

本当にありがとうございました。