さてさて、房総のお寺を巡る小旅行。

次にひっそりひけえしは、

安房鴨川の鏡忍寺でござい。


日蓮聖人がこの地で襲撃に遭い、

2人の弟子を失ったお寺で、

その2人を弔うためにたてられのだそうです。

日蓮宗、ご本尊は大曼荼羅。



なんでも、文永元年(1264年)

日蓮聖人がこの地を訪れた時、

彼を妬んでいた東条景信の一行が彼らを襲撃。

日蓮聖人の弟子2人が討ち死。

日蓮聖人も痛手を負ったが、

その時、鬼子母神がこのマキの木に降臨して、

敵勢を蹴散らしたのだそうな。

鬼子母神降臨のマキの木


ということは800年前!?

いや、1000年以上らしい。



1000年もの長きに渡り、

ここで、人々の暮らしを見守り、

人々もまたこのお寺にお参りしてきたのですね。

もちつ保たれつ。



ツンツンしたマキの木。


この本堂には波の伊八の彫刻が



左右に伊八っつぁんの波。



弁天様とか布袋様とか

人間臭いお振舞い。



向こうの仁王門がすっぽり収まって、私たちを見送ってくれました。



ちょうど紫陽花も足元に寄り添って。

ありがとうございました。



どのお寺にもドラマがあります。
想像もしていなかった歴史と
彫り師の圧倒的な気迫が
今なお鮮明に息づいているお寺。
また一つ、心の中に良い空間ができました。

本日も読んでくださってありがとうございました。