す「人生には3つの坂があります。

一つは上り坂で、二つ目は下り坂、

そして三つ目はまさかの坂です。・・・」


というスピーチを覚えていますか?

昔、披露宴の席で何度も聞いたような気がしますね。

平成の時代はこの題材は定番でした。



お客様は皆笑いながら聞いていました。

何度聞いても忘れ、

何度聞いても「またか」と思いながら、

それでも定番の安心感で、笑って聞いていました。


令和の今はもうそんなスピーチをする人はいなくなったでしょうか。そもそも披露宴での上司のスピーチというのはまだあるのかしら。結婚式に出席することが全くなくなってから久しいので、若者がどのような披露宴をするのか見当もつきませんが、以前はこうして生まれたての新婚さんにエールを送っていたのですよね。


さてさて、今日は「まさかの坂」は今も健在!

というお話です。


年末にあわや外教室が消えてなくなるかの危機に直面しまして、

私ももう運が尽きたと諦めていたところ、

忘れもしない12月28日、

1通のメールが届いてから逆転劇が始まりました。

あれよあれよという間に閉校から新校開設へと方向転換したのです。



気がつけば、2月開校、受付開始。

体験レッスン、2年ぶりの新入生。

急に忙しくなってしまいました。

まさかまさか、この歳で、

新しいことを始めるとは思ってもいませんでしたが。



あの時あのままやめていたら、

エネルギーも心も、

持て余していたかもしれません。


まさか!

本当に、まさか!

です。


まさかついでに、

英語の好きな生徒を増やして大きくしたら、

「後進を育てて塾を譲りたい」

という新たな夢までできてしまいました。


まさか、73歳というこの歳で

新たな「夢」ができるとは!

粉骨砕身、頑張りたいと思います。


第一報を聞いた友人から花籠が届きました。



まさかまさかのサプライズプレゼント。
こうなったらトコトン頑張るっきゃありません。
人生は「まさか」の連続。
いつ何が起こってもおかしくない年齢です。


今は降って湧いたこの「まさか!」があったことに感謝して、

しばらく楽しんでいこうと思います。 

老骨に鞭打って一体どこまでできるのか、

どうか見守ってやってくださいませ。


本日もおいでいただきまして、

ありがとうございました。