元旦からいきなり、
棍棒で頭を殴られるかのような
衝撃のニュース。
心からお見舞いを申し上げます。
家を潰され、火事に焼け出され、生きる基盤である船、車を失い、昨日までの平和な日常をいきなり奪われるという残酷なことを、誰がいったい想像できるでしょうか。
コロナが終息して多くの人が久々に家族団欒していたでしょうに。年末年始の仕事を終えてやっとホッとした人もいたでしょうに。初詣を済ませてほろ酔いの人もいたでしょうに。
地震警報が鳴った時、自分でもどうして良いかオロオロしてしまいました。
揺れの激しかった現地の方々は「すぐ逃げて!」と言われても、こんな寒い時期に、夜に向かっていったいどこへ行けば良いのか。「命を守ることだけを考えて!今すぐ避難!」と言われても、着の身着のままでは命があっても避難先で死ぬほど辛い目にあうことごわかっていて、どこへ、いったい何を頼って向かったら良いのか。寒さ、食べ物、飲み物、自分にとっての最低限の必需品は持っていきたいものだけど、パニックになって判断できない。避難所に避難している方々は年末には想像もできなかった自分の状況にただただ呆然としていると思います。
テレビから流れる情報に、かつての神戸地震、東日本大震災をまざまざと思い出しながら目が釘付けになりました。
楽しかった場所が目の前で一瞬にして消えたことを受け入れられないと思います。力が抜け、立ち尽くすしかないと思います。
たまたま自分はそこにいなかっただけ。ただそれだけの違いで、暖かい場所にいられるありがたさを噛み締めました。
被災した方々には、1日も早く、暖かく欲しい食べ物のある、日常に近い生活ができるよう、祈ります。
明日の自分、今年の自分、未来の自分を夢見て気持ちを新たにしていた人も多いと思います。
厳しい出発になりました。
でも、希望は失わないで。
突然命を奪われ、犠牲になった方々のご冥福をお祈り致します。