新勝寺総門の前、
信徒会館の左側の道を辿ると、
駅への近道です。
気になるトンネルがあります。
昭和感満載。
通称「電車道」と言います。
でも、電車は通っていません。
なぜ?
千葉県で初めての電気鉄道として、
明治43年に成田山門前から成田駅間を結ぶ線として始まり、
その後、成田駅前から宗吾霊堂までを結んでいたのだそうです。
ところが、
戦争の激化により、遊覧的色彩が濃いということで昭和19年に運行廃止。終戦は昭和20年。
土木遺産。
この道を通るたび、
この電車に乗って訪れた
沢山の人々の想いが伝わってきます。
それぞれに、切実な願いと希望を持って
遠くからはるばるやってきたのでしょうね。
そして、今もそれは変わりません。
その方々に、
この境内をご案内できることに感謝です。
本日もおいでいただきましてありがとうございました。