昼直前に降ってきた雨が本降りになってしまったある日。
買い物のため外に出ると、向こうから傘もささず濡れて来る子が1人。
年の頃は小学3〜4年生。
傘をささずずぶ濡れです。
思わず声をかけました。
「送ってってあげる。おうち近いの?
ギョッとしたその子。
当たり前ですよね。知らない人から急に声をかけられたのですから。
「怪しいもんじゃないわよ。近くに住んでるの。君んちどこらへん?」
さらに躊躇するその子。
「近くまで行ってあげるよ。もっと濡れちゃうからさ」
やっとホッとしてくれたその子。傘に入って一緒に歩き始めました。髪も上着もぐっしょりです。
「おうち帰ったらあったかくするのよ。お母さん家にいる?」
と聞いたところでハッ!
家の状況聞いちゃいけない。
「誰かいる?」
ますますいけない。
「ともかく、すぐに着替えてあったかくするのよ」
と言って、集合住宅の入り口で見送りました。
あー、全然悪気はないけれど、今時、声をかけるのも難しいなぁと感じた午後でした。
マナーハウスさんのグリーンだけの寄せ植え。ステキです。
一鉢、今ちょっと目指しています。
本日もおいでいただきありがとうございました。