先日とは違う曜日に来ていた高3生が、
最後の日にぶら~っとレジ袋をぶら下げて入ってきました。
ぶっきらぼうに「はい」といって手渡ししてきたのは
シクラメンの鉢植え。
かすかに香る甘くやさしいシクラメンの香り。
シクラメンの香りってこんなにいい香りだったのですね。
初めてうちに来たときには一言も発しなかった彼女。
「なんでこんなところでやらなくちゃいけないの?」と言わんばかりでした。
その後も口が重く、声が小さく、何度も聞き返さないとわからないほどでした。
やっと口からでた言葉は「めんどくさい」でした。
あれま、いったいこの子から笑顔が出る日が来るのだろうか。
でも、成長期の子というのはケロッとして人を驚かせるものです。
どんどん力をのばし、昨年のスピーチ大会では、
生物の授業を元に、
小さな心臓を持つ鶏の命も、私たち人間の命も、同じように大切な命であると
しっかりと主張しました。
そう、彼女はこの春、看護学校に進むことを決めました。
おめでとう。でも頼むから「めんどくさい」は言わないでね(笑)
あの頃、口を閉ざして話そうとしなかったのは、
あまりにも繊細で、あまりにも優しく、
初対面の人に心を許すにはあまりにも用心深かったからなのでしょう。
当然のことながらほとんどが戦いの日々でしたが、振り返れば楽しい時間でした。
長い間来てくれてありがとう。
卒業生たちのこれからの人生に Good Luck
教室に入った時に感じるかすかな香り。当分はこの香りに癒されます。
私もまだまだ頑張ります。
One of the students came to my final lesson with a pot of cyclamen. which has a faint but gracious scent. She was very quiet when we first met, but now she insists that life is important whether it is an animal's life or a human life. She is going to major in a nurse course. The young usually surprise us with an unexpected great growth. I am very happy to have spent years with my students. Good Luck.