地震のため延期になっていた実技試験が昨日行われました。
本来は12日に予定されていた試験。
その日は、前日の地震で自宅に帰れなかったばかりでなく、
被害の大きさが明らかになるつれて、世の中は試験どころではないことを悟りました。
先生の機転で早朝に中止が決まりましたが、
その後、学校の教室があいている日が26日だけということで、
果たして全員揃って受けられるかどうか危うい状況でした。
2週間延期になったとはいえ、余分な時間ができたわけでなく、
みな地震対応に四苦八苦。
6か月前、実技練習を始めたその行く手に、このような顛末があろうとは、
誰がいったい想像できたでしょうか。
この日を迎えられたこと自体奇跡に思えました。
みな、深呼吸をして、この日が来たことに感謝をささげて試験に挑みました。
静かに、なめらかに、すがすがしい香りをのせて、エフルラージュから始まります。
やがて軽やかに、試験というよりは、施術できることを楽しむように、
踊るように手指は滑って行きました。
先生の口から容赦なく飛ぶ口頭試問をかわしつつ(笑)、
努めて冷静に、欲を言えば華麗に(笑)。
4名が次々終わって、さっぱりした顔になった時、
おもむろに「全員合格!」の発表がありました。
ありがとうございました。何度も何度も「ありがとう」を繰り返しました。
何度繰り返しても足りないくらいでした。
未曽有の危機に直面しつつ、共に乗り越えてきた仲間たちです。
アロマの日のイベントで会ったIさんとの6か月ぶりの再会を含めて、
強い使命と絆を感じずにいられません。
おっといけない、浸ってなぞいられません。
試験が受かったというだけでまだ半人前でした。
まだまだカルテ症例も残ってます。
私たちは今ようやく一つのスタートラインに立っただけなのです。
I passed the exermination of the practice course yesterday.We were supposed to have the exam on March 12th. , which was canceled because of a big earthquake. We students gathered again and couldn't help feeling a kind of mission in this severe situation. But this is just a little start for us.