なかなか思うようにアップができませんが、

元気です。



久々に母のお話をさせて下さい。




つい先日、100歳まで生きようかな、と宣言した96歳の母。

最近、「忘れっぽくなったのよね〜」

とこぼしていましたが。



先週心不全で7回目の入院生活を迎えました。
ベッドの上で目が虚ろなので聞いてみました。

「私のことわかる?」

「はい、あなた、です」

たしかに。ご名答かも。



次に曰く、

「お嬢さん、ありがとう」と。



いやいや、私はあなたの娘です。

そりゃあ忘れるにも程があります。




高齢者というのは、入院するとかくも簡単に

意識混濁状態になってしまうものか。



なので、檄を飛ばしました。

ボケてる場合じゃありません。

あなたは私のお母さん。

気をたしかに持ってくださいまし。



せっせと手足をマッサージ。



しかし、

点滴のため食事を摂らず、

歩かず、点滴や酸素の管を取ってしまうので

手をベッドにつなぎ・・・。



という状態では、

たぶん私でもきっと1日でボケてしまうでしょう。

なんとかならないものでしょうか。




幸い、リハビリを始めると同時に、

どうやら兄や姉の顔は識別できるようになったようです。



身体の動きは命そのものです。



リハビリと食事を摂ることによって、正常な意識を取り戻しました。
自力で食べて、動いてこその命です。



母の生命力と回復力に感謝。



その姿は自分の未来の姿でもありますから、
たとえ96歳でも、死ぬまで希望を持ち続けたいと切実に思いました。



家に帰りたいとだだをこねますが、
96歳だからこそ、
家族をつなぎとめる母の存在は大きいものです。



もう少しこの娑婆を一緒に楽しみましょう。



 





本日もおいでくださいまして、ありがとうございます。

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