杉林の足元にひっそりと咲くアジサイ。
多古町正東山日本寺(しょうとうさんにちほんじ)の参道です。
ズンズン入っていくと山門が見えます。
本阿弥光悦さんが書かれたという扁額がかかっています。
仏舎利塔の奥が
本堂です。
こんなに美しい紫陽花を、こんなに贅沢に満喫していいのでしょうか。
自慢したい。でも、混雑して欲しくない。
雨に濡れると美しさが際立ちます。
ここは日蓮宗の拠点となった寺で、全国から学僧が集まったそうですが、今はその学坊となった建物は跡形もありません。アジサイは檀林の歴史と学僧を偲び、昭和59年に8000本が植えられたのが始まりのようです。
アジサイに溶けるように心を浄化して、丘を下ります。
田圃には青々とした多古米がスクスク。
念願の紫陽花の季節にやっと行けました。
本来ならボランティアのコースの一つ。再び案内ができるのはいつのことでしょうか。
本日も読んでいただきありがとうございました。