そしてついにアンコールワット!



密林の中に忽然と現れます。



一歩足を踏み入れると、そこは眠りの世界に引き込まれる巨大石の文明。



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500年前の栄華と祈りがあります。



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逆さアンコールワット。



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アンコールワットに行ったらここで撮るのをお忘れなくね。きっとガイドさんが教えてくれますが。ちょっと感動なんです。



アンコールトム。



angkor=都、トムthom=大きい「大きい都」という意味。



様々な顔の石仏が整列して迎えてくれます。



自分に似た石仏はあるかしら、など探して歩くのも一興です。



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中心に位置する四面仏のお顔は、



「哀れみ」「慈悲」「情け」「平等」を現わしているそうです。



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だれがどうやって、こんなにでかく、重いものを彫り上げ、重ねたのか。



巨大石仏のとてつもないエネルギー、パワーを感じます。



 



森林の中、ひっそりと眠る「タ・プローム遺跡」



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最初、樹木が遺跡を締め上げているように見えましたが、



やがて、廃墟となった寺院を人の歴史ごと包み込み、



土と一体化しようとする植物の強さと優しさを感じました。



人の力など及ぶべくもありません。



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そして、クメール文化に浸りきった最後の晩は、



神々への祈りとして捧げられたという宮廷舞踊「アプサラダンス」を、クメール料理と共に堪能。



JICAのYさんとはここでお別れです。



彼女は朝早く赴任地に戻るため、バスストップに近い宿をその場で予約し、旅立って行きました。



可愛い笑顔と、頼もしい後ろ姿。



クメール語で話し、現地の人たちと笑顔で挨拶を交わし、もう立派にこちらの社会に溶け込んでいます。



これからおよそ2年間、カンボジアの子供たちのため、この国の将来の教育のため、きっと大きく貢献することでしょう。



熱い想いで見送りました。



 





今日も訪問して下さってありがとうございました。