到着の翌日はいきなりディープなカンボジア。
天空の城ラピュタに似ていると噂の、ベンメリアの遺跡です。
12世紀ころヒンズー教の時代に建てられたらしいのですが、
長い間密林の中に埋もれていて、
発見されたのはフランス統治時代、19世紀半ば~20世紀半ばだそうで、
その間に樹木が遺跡を抱きかかえてひっそりと眠っていました。
謎と神秘と自然の力を感じるパワースポット。
地元の人々はこの遺跡を知らない人も多く、存在を知っていても、教育されていないのでこれがどんなに貴重なものか、それを知るよしもなく、訪れるのは外国人観光客だけ。
写真はないのですが、「地雷がここにあった」という目印や、日本やドイツの協力で、地雷撤去が完了したとの看板もあり、ポルポト政権時代の負の遺産も生々しいです。
教育の普及率は約6割。学校の必要性を感じていなかったり、貧しくて学校どころでなかったり、さまざまな事情がありますが、この国がまだまだ発展途上であり、援助の手が必要であることを目の当たりにします。
遺跡のそばのこの大木の下で、豆のような実をとろうとして、子供たちが歓声をあげていました。
その声に密林の眠りから私たちも目を覚ましましたが、子供たちの声って希望ですね。
これからカンボジアの教育現場に立つYちゃんに、心の中で声援を送らせていただきました。、
今日も見て下さってありがとうございました。