連続した台風で、被災した方々に心からお見舞いを申し上げます。


私の住まいは奇跡的に無事でしたが、19号の時は、千葉駅前の冠水を見て、いくら高台でも排水が追いつかなければ川のように冠水するかもしれない、というのを実感しました。災害の備えは万が一でもしておかなければと痛感します。どうぞ皆様もご無事でありますよう。


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これはロンドン、トッテナムロードコートの駅前にあるドミニオン劇場です。
ここではミュージカル"BIG"を観劇しました。


ミュージカルは2つ見ることを予定していましたので、どちらの劇場にも近いアパートメントホテルに滞在することにしました。コベントガーデン付近のホテルは一泊3万円はしそうです。2泊に6万円はちとキツすぎます。予算を抑えられて良い体験にもなるだろうと、駅から至近のアパートメントホテルに予約を取りました。Italian-flatという宿で、ドミニオン劇場とニューロンドンシアターとはちょうど三角を描く位置にあります。


基本的に部屋はビルの一室なので、フロントはありません。現地で担当者から直接鍵の受け渡しになります。受け取った住所からビルはココ、と確信したのですが表示もなく、扉は自動ロックで硬く閉じられています。鍵を渡してくれるはずの女性との連絡はケータイのアドレスのみです。1Fにある雑貨店の女性店員さんに泣きつきました。auの世界データを使えばwifiが使えたのですが、その一回のために¥980を払いたくなく、ちょっと時間をもてあましているように見えた彼女のケータイから連絡をしてもらいました。ビンゴ!そのビルの2Fでした。でも、電話の向こうの女性は中東系の訛りが強くよくわかりません。女性店員さんが同じような訛りだったので無理やり代わってもらい、無事ビルの中に入れました。


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扉を開けると旧式のエレベーター。2Fから「上がってきて」という声。
スーツケースが重かったので、「エレベーター使っていい?」と聞くと、
「使っていいけど私使ったことないから動くかどうかわからないわよ」というつれない返事。



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仕方ないので、ウンショウンショと階段を登り、ようやく部屋の前へ。



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鍵の受け渡し、使い勝手の説明を受けて荷物をほどきます。
バンザイ!まるでロンドンの一人暮らし!ロンドンっ子になったみたいでカッコよくない?といい気分。
ロフトベッドにキッチン、洗濯機、狭いけどなんとかしのげるシャワー。テレビもwifiもある。


と、ところが、次の難所!ーーーーwifiが、繋がらない!
パスワードと格闘すること30分。どーしても繋がらない!
部屋中探し回ってwifiボックスを見つけました。印刷の文字は明瞭。
9と思っていた文字は、手書きだとqあるいはgとよく似ていたのです。一件落着。


でも、これは後に続くトラブルのほんの序章でした。


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窓の外はスターバックス。


下の階で2食分はありそうなチキンサンドを購入し、戻ってきたら、鍵が開かない!


えっ⁈違うの?見回せば同じ扉ばかり。
ぼーぜん。
部屋を間違えた?どこ?私はこのままミュージカルにもいけず廊下で一夜を明かすのか?やっぱりアパートメントホテルなど無謀だったか、ホテルにすべきだったか。と思ってもどうにもならないので、隣の扉を試したり上の階に行ってみたり、結局2つの鍵を操作する順番の問題だったとわかり無事入室。意気揚々とニューロンドンシアターへ出かけました。


スクールオブロックは子供達のエネルギーが炸裂する楽しいミュージカルでした。


しか~し、とっぷり暮れたロンドンの街、私の方向音痴も炸裂でした。


劇場に入る前に、右左を確認したつもりだったのですが、


気がつけば全く逆方向に歩いていまして、着いたところはチャリングクロス。


どうして???歩いて帰れる距離に宿をとったのに、


結局地下鉄に乗って帰ることになりました。どこで逆になったのでしょう???


方向音痴はいつものことですが、トラブル経験が多いほど、
若者たちがロンドンに来ると言ったとき時、こんな体験も役にたつかもしれないし、と、


はじめての体験にワクワクしながら眠りについた夜でした。


 


つたないブログですが、本日もご覧いただきまして、ありがとうございました。振り返って書くのも楽しいです。