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ございます

搾取子のカリンです

源氏物語を読みつつの

毒親育ちのツブヤキですが

今回は毒親関連では

ありません

 

🐎🐎🐎

 

平安貴族といいますと

自分のことを「まろ」と呼び

のろのろとした牛車で移動

お顔のラインや

ウエスト周りもゆ~ったりと

豊かな感じに描かれていて

(そういう衣装なんでしょうが)

運動不足・野菜不足・不健康な

人々をイメージしていました

 

遅くても牛車はステイタスキラキラ

 

颯爽と馬を駆る武士達とは

全然違う人達だと思っていましたあせる

が、平安貴族も自ら馬に乗って

遠出したり狩りをするような

こともあったのですね

下は業平朝臣の歌です

歌は井上辰雄著『在原業平 

雅を求めた貴公子』(遊子社)より

 

  狩りくらし  たなばたつ女に 宿からむ

    天のかはらに 我は来にけり

たなばたつめ(棚機津女)=織姫  

              

天野川という川が大阪府

交野(かたの)市に実在します 

その地で業平は 

惟喬(これたか)親王や

業平の正妻の父・紀有常

(きのありつね)と遊猟を

楽しんでいたのです

交野は鷹狩の名所

だったそうです

   (今はブドウ狩りの名所ぶどう

 平安貴族が住んだ京都からの

   距離は30kmぐらいです)

 

惟喬親王の母君も紀家の方星

つまり親族の集まりですね

正妻の父がご一緒というのに

業平は織姫様まで

口説くつもりでしょうかびっくりスター

 

日常牛車を使ってる身分でも

行幸にお供する時など

馬で随行するので乗馬スキルも

必修事項だったそうです

 

そういえば源氏物語の

有名な「車争い」のシーンで

正妻葵上と六条御息所が見に行く

葵祭・禊行事の源氏キラキラ

女性たちが一目見たいと望んだ

光源氏は馬上の人でした馬

 

須磨の源氏をはるばる訪ねて

来てくれた頭の中将に

お別れのプレゼントプレゼント

として源氏が贈ったのも

黒馬でしたね🏇星

 

コミック『あさきゆめみし』の

文庫版が出ています シンプルな装丁

『あさきゆめみし』第1巻上矢印には

頭中将が源氏に騎射で勝てず

悔しいので「次は蹴鞠をやろう!!

と誘うシーンがありました

 

(源氏物語には蹴鞠も出て来ます

<若菜上>の六条院での蹴鞠シーンは

柏木が女三の宮の姿を見てしまう

運命のシーン飛び出すハートキューン

源氏が「若い頃何でも私に張り合って来た

頭の中将に、蹴鞠だけは勝てなかった」と

昔語りするのもこの帖です

頭の中将の子・柏木も蹴鞠上手⚽)

 

平安貴族にも

スポーツを楽しんで

身体を鍛える機会が

あったんですね

流れ星サッカー流れ星サッカー流れ星サッカー流れ星サッカー

 

(2)に続きます