蘇州に来たばかりの頃
地下鉄やバスに乗ると
若い人がお年寄りや赤ちゃん連れ、妊婦さんに
すかさず席を譲る光景を
何度も見た
この国の若者は捨てたもんじゃない
と感心していたのだが
最近はそんな光景が
前ほど見られなくなった
若者はみんなイヤホンして
スマホ見てるから
周りの様子に気づかない
たまーに
心優しい女の子が席を譲るために
おばあさんに声をかけても
今度はおばあさんが『私元気!』と
頑なにお断りしてる場面が目につく
前はあんなに喜んで席に座ってたのに?
蘇州の変化は早い!
因みに上海行ったら
とっくにこんなんやったけど
私も日本で若者が譲ろうとした席を
頑なに遠慮される方を
何度も見てきたので
これはどこの国、どの土地でも起こりうる
時代の流れなんだろうと思うのですが
親切心だけではなく
少しの勇気も必要としたんじゃないかと思うと
若者の気持ちにも答えてあげたい
なので
自分がその立場になったら
有り難く席に座らせていただこう
と常々考えていたのです
がっ
もう察しの良い方はお気づきでしょうか
はい
私、席を譲られました
若い男の子に
ちょっと前に
恥ずかしながらも
『メイニュー(美人)』と声かけられて
舞い上がってたばかりの私ーー→☆
早くも
現実を突きつけられました
かねてからの思い通り
有難く席に座らせて頂きましたが
思ってた以上に
その時が早くやって来たもので
(日本だったらもっと後だったと信じたい)
せっかく上がってたテンションダダ下がり
こうなったら
ショッピングモールに行って
ジムかエステの勧誘員さんから
営業用でも『メイニュー!』と
声をかけられるまで
彷徨ってみようっと