寝間にて

この部屋にも、PCオーディオ装置が設けてある。


PC:FUJITSU FMV U77C3BC

SACDプレイヤー:ACCUPHASE DP750 

プリアンプ:ACCUPHASE C2850 

パワーアンプ:A40

スピーカー:SONUS FABER MINIMA II


PC


この PC は PC オーディオ専用にして、音楽プレイヤー、foobar2000 v 2.0−64bit を入れている。


PCオーディオを試してみようと、最初に用いた PC は HDD 搭載の VAIO であったが、音切れとブツブツ音がして、使い物にならなかった。そこで、PC を替えることにしたが、PC の知識がない自分には、必要な仕様が分からない。

それをブログに書いたところ、「猫大好きのブログ」のブログ主様が、SSD 搭載等、必要な仕様を助言してくださった。その御助言どおりに買い求めたのが、このパソコンであった。

その結果、音切れもブツブツ音も皆無になった。

当時はまだ、パソコンは HDD が主流であったようで、PCオーディオ用にも、SSD より HDD の方が優位と云う意見もあったが、「猫大好きのブログ」様の卓見のお陰で、順調に PCオーディオを始めることができた。

さらに、記事に挙げた画像から、「猫大好きのブログ」様が、foobar2000 の出力設定を ASIO に変えた方が良いと、指摘してくださった。

これを修正した結果、音質が目覚ましく向上した。

その後、このパソコンをパッシブ設定にした。動作は少し重くなるが、冷却ファンが回転しないために、静かである。OS の Windows10 を Windows11に変更したが、やはり作動音はしない。

CDプレイヤーやアンプのアキュフェーズも、トランスの唸りや部品の発振音がない優れ物である。

騒音、雑音は音楽の敵なのだ。


CDプレイヤー


そもそも PCオーディオを始めようと思い立ったのは、DP750 の DAC が PCオーディオに適していると知ったからであった。DP750 は、SACD と CD の再生においても、PCオーディオIにおいても、完成度の高い名機である。

因みに、別の、安価な米国産と国産の USB DAC 2種を使ってみたが、音質に満足できなかった。


プリアンプ

パワーアンプ


プリアンプの C2850 は、C2810、C2820 から替えてきた。その違いはよく分からないが、いずれも音色が美しく、雑音が皆無であった。C2820 の方は、現在、樂間で使っている。


パワーアンプの A40 は当庵最古の ACCUPHASE である。寢間は狭いので、A40 の出力 35W で十分なのだ。音質は、居間で使っていた A70 と比べて、遜色ないと云えよう。


スピーカー


寝間では、主に室内楽、ピアノ曲、歌曲を聴く。MINIMA II は瑞々しい音がする。

ソナスファベールのスピーカーは、以前、ガルネリ・オマージュを使っていた。


(旧宅の居間)


ガルネリ・オマージュは魅力的であるが、使いこなすのが難しかった。MINIMA II は、より親しみやすい。

10代の頃から、色んな小型スピーカーを使ってきたが、結局、現用の 805 SDLimited と MINIMA II が、自分には最高であった。