6 私のPCオーディオは、次第にCDのリッピングが多くなりました。


SSD仕様パソコンで、現在使っている外付けCD(DVD)ドライブは写真のパイオニア製です。性能は問題ないですが、私には蓋開閉式の方が使いやすいと思いますので、買い換えるつもりです。

リッピングソフトは無料ソフトで、簡単な物です。名称は失念しました。今のところ不便はありません。

foobar2000の良いところは、FLAC 16 bit へのコンバートとミュージック・フォルダーへの導入が同時に行えることです。
その際、画面に英語で、「minor errors が生じました」等の表示が出ることがあります。たぶんコンバートの際にデータの欠損などがあったのでしょう(私は正確に読めません)。
けれども、実際に聴いてみれば、問題は感じられません。
ただし、トラックが欠落する場合があります。

なお、CDプレーヤーで再生した音と、リッピングしたファイルの音を厳密に比較してみましけれど、劣化は感じられませんでした。

7 以前の記事で、自分が使用しているリッピングソフトでは、一部のCDしかリッピングできないと書きましたが、これは間違いでした。
実はこれに気づいたのは一昨日のことで、その後、必要なCDのリッピング作業をしていましたので、本記事を書くのも遅れた次第です。

私は今まで、デフォルト表示されるタグを利用していました。私が聴くのはDG(輸入盤)が多く、それらの多くはこれでリッピングできていたのです。他の製造会社のCDでも可能な物は幾つかありました。

一昨日、freetab という欄があることに気づきまして、これを試したところ、一部を除いて、ほとんどのCDが可能なことが、ようやく分かりました。
私が感じたのは困惑です。
膨大なCDをリッピングするとなると、大変な作業になります。
しかしすぐに考え直しました。私が聴くCDは局限されています。それで、短時間で完了できました。


一番の成果は、アシュケナージの『シューマン全集』(DECCA 輸入盤)でした。これはかつて1枚ごとに発売されるたびに買い求め、感心し、現在は箱入全集で持っています。
シューマンのピアノ曲選集は、ポリーニ(DG輸入盤)を入れてありましたが、これを削除し、アシュケナージに変えました。

8 個人的PCオーディオ活用法
私の日常生活空間における使用法は、かなり特異なものではないかと想像します。

音量は中音量(以上?)で、一昼夜、掛けっ放しです。ACCUPHASE のプリ・アンプのボリューム機構は優れていて、音量による音質の変化は、ほとんどありません。ですから、もっと小音量の方が生活のためには良いかも知れません。ですが、私は自分に快適な音量で聴いていたいのです。

一応、防音になっていますので、夜でも近隣に迷惑をかける心配はないです。
つまり、寝ている間も起きるまで、音楽が鳴っています。

この間は、室内楽(弦楽四重奏、ヴァイオリン-ソナタなど)とピアノ曲のみの配列になっていまして、ほとんどモーツァルトで寝入り、モーツァルトで目覚めます。少し長寝をすると、シューベルトのピアノ小品が始まっていたりします。
ベートーヴェンの室内楽やピアノ曲は一曲も入っていません。いや、1曲だけありました。eonkyo で購入した、バックハウスによる『ピアノ・ソナタ第17番』ニ短調だけですね。これはDSDファイルでした。

PCオーディオの最大の利点は、CDのように1枚ごとに掛け替える必要がないことです。

ただし、特にACCUPHASE A70 は純A級アンプなので、発熱量が大きく、1日、数時間は電源を切るようにしています。真空管アンプをお使いの方たちにも常識でしょうけれども、過度の長時間連続使用は、機器に好ましくないからです。