1 現用機器:FUJITSU FM V(SSD)、ACCUPHASE DP 750 、C2820 、A70、B&W805D3





なお、foobar 2000 の画面表示はデフォルトのままです。
作曲家、曲名等が日本語表記になっているのは、eonkyo から購入したいわゆるハイレゾ音源、外国語表記になっているのは、CDのリッピング音源です。

2 経緯
PCオーディオを初めてから、約1年間が過ぎました。きっかけは、 ACCUPHASE DP 750を導入して、この機器のDACの優秀さに気づいたことでした。

ACCUPHASE に付属していたCD-ROM からユーティリティ3をダウンロード、設定し、説明書で解説されていた無料音楽プレーヤー、foobar 2000のダウンロード 、eonkyo からいわゆるハイレゾ音源の購入をしました。

一番厄介だったのは、foobar 2000 の設定でした。英語がよく分からない私は、ハウツーIT 様のサイトを利用させていただきました。最低限必要な付属コンポーネントも設定できました。

最初、試用したPC は数年以上前に購入したVAIO でした。そこで確認できたことは、いわゆるハイレゾ音源は、少なくともすでに所有しているCD以下の音質ではないということでした。
それで、SACD やCDの補佐的用途に使うことにしました。

少し気になったのは、音切れとブツブツ音でしたけれども、元々、レコード(父の所有していてSP)で再生音楽を聴き始めた私でしたから、ノイズの脳内補正はできました。

ただ、音楽PCオーディオを聴くために、書斎からPCを運び、オーディオ・ルームまで20m の有線LANで繋げる(この時はまだWi- Fi を使えませんでした)のは大変でした。

そのため、PCオーディオ専用パソコンを買い求めることにしたのでしたが、パソコンはワードとメールと写真保存にしか使わない私には、適切な仕様が分からない。

その時、さるお方が助言してくださったのです。この時初めてSSDという言葉を知りました。御助言どおりのパソコンを買い求めましたところ、最適でした。

小型、軽量、パソコンの音が無音。その上、音切れやブツブツ音も皆無。機種はFUJITSU FMV のSSD仕様機です。USB-DAC ケーブルも程々の物に替え、ジッター・パグも入れました。
また前記のお方が、foobar 2000 の出力設定が、私のACCUPHASE 設定方法では不十分であると指摘してくださり、これを修正した結果、さらに音質が向上しました。

直後に何とかWi-Fi も使用可能になりましたので、現在、このパソコンとDP750は階下の日常空間で活用しています。

最初は補佐的用途にと考えておりましたのに、今では、音楽生活の主要手段となりました。


しかし現在に至るまで、幾つか失敗がありましたし、現段階でのいわゆるハイレゾ音源の限界と、ネイティブ・DSDの可能性も実感しましたので、それらを後述します。


(続きます)