いや〜、今回も痛みがキツかったです。
やっと夜になって、少し痛みが軽くなった気がします。毎回同じパターン。活動停止していた腸も少しずつ動き始めました。明日はもう少し楽になるかな。
結局、お腹は全然空かないのだけれど、昼間作ったものを少しずつお皿に盛り付けて、食べました。そんなに多くないと思うのですが、すごく食べ過ぎた感じがします。とにかく、ずっと寝ているので、消費しなくて。
ゼリーが固まっていたので、食べることができて、これで結構満ちました。
抗がん剤、あと2回これをやるのかと思うと、気持ちが萎えますが、先のことは考えますまい。
寝ながら、トム・ハンクスの「天国と地獄」を全部見て、バチカンが舞台の映画なので、少し美術品も出てきて、絵が描きたいなあとなり、そのあとはバラエティのじゃんけん最弱王みたいなタイトルの番組を見て、けっこう楽しみました。
笑えるのは、本当に身体にいい気がします。
冷蔵庫に人参が2袋もあって、明日はこれを消費しなくては。ラペが大好きなのですが、千切りが少し面倒。元気ならキャロットケーキもいいなあ。レンコンがあれば、きんぴらにするのもね。スープなら飲みやすいか。そんなことを考えるのは楽しいです。
ここ数日、寝ながらずっと考えていたのは、やはり画家として暮らしていきたいということ。バチカンの映画なんかも見て、宗教画は私の原点だけど、まだまだ全然描きたい絵が描けていない気がしてしまう。
でも、ここまで生きてきて、どうしても叶わない夢も沢山ありました。今は夢を叶えようというよりは、すべては「神のみ旨のままに」という方がしっくりくるかな。神という言葉を使うと宗教っぽくなって嫌な方もいらっしゃるかもしれないけれど…。
なぜこの気持ちが湧いてくるのかは自分でもわからなくて、起こそうとして起こったわけではなく、自然に湧いてくるので、私はその熱情のようなものに付き従うしかないのです。それが、まあ「神のみ旨」です。
私の尊敬する画家の先生が、「絵が好きなら絵描きになるのがいいよ」とおっしゃった言葉を、ずっと忘れられないです。
本当にそのまま、絵が好きだから絵描きになりたい。シンプルにそう思って、ここまでやってきた気がします。