本当に忙しかった日々で、挿絵、天使画、ブラッシュアップのレッスン動画の編集、油絵の続きなどなど、やることは沢山あるのに、なかなか時間がとれないし、何からやればいいのか、戸惑ってしまいます。
この絵も、薔薇も顔の輪郭もかなり手直しをして、このあと背景にも薔薇をいくつか入れようと思っているのですが。がっつり描きたいです。
中学、高校、大学と一緒だった友達から電話が来ました。私たちの中学高校がなくなってしまうので、ホームカミングデーというのがあって、参加するかどうかという話でした。
寂しいことです。私は参加はできませんが、でも、20分ほど話して楽しかったです。
中学高校の頃と中身はほとんど変わっていないねと話しました。本当に色々な体験があって大変だったのに、あっという間にこの年齢になったようでもあり、不思議です。
小さな少人数の学校でしたが、素晴らしく美しい自然に囲まれて、とてものんびりしていて、大らかで、優しく、良い学校でした。お医者様や大学教授のお嬢さんも多くて、優秀な人も多かったです。
この学校で、天使の絵をたくさん見たのでした。お食堂の入り口にはフラ・アンジェリコの受胎告知の絵があり、集会室にはムリーリョのマリア様の絵があり、天使が沢山描かれていて、いつも天使が身近にいました。
そして、いつも祈りの中にいましたから、心地が良かったです。挨拶の一つが「お祈りしますね」という言葉で、さっきの会話の中でも、彼女が「お祈りするね!」と言ってくれて、心に染みるように嬉しかったです。
お御堂でお祈りするのも良いものでした。
親元を離れた寄宿生活はつらいことも多かったけれど、祈りのある生活の中で過ごすことができたのは、
大きなお恵みでした。
ここでの生活が、今天使画を描くことの伏線のようでもあります。
祈りというのは、良いものだなと思います。