こんにちは.ローズレモンです。

お立ち寄りいただきありがとうございます。



これは、叡王戦第3局の後、

藤井くんが不調に苦しんでいた

5月上旬に書いて、

下書きのままにしてあった記事です。


今回、藤井くんが八冠から、

陥落したことを受けて、加筆して

UPすることにしました。


乙女のトキメキ乙女のトキメキ乙女のトキメキ乙女のトキメキ乙女のトキメキ乙女のトキメキ



以下、ど素人の私ですが、観る将目線で藤井くんの

敗因を分析してみます。



①デビューして7年、ノンストップで、

駆け抜けて来た疲れが出ている。

そのせいで、今期の叡王戦では特に、

弱気になっているように見える。



②スターであるがゆえ、対局以外に

イベントや取材などの仕事も多く、

自宅でゆっくりと研究する時間が

取れない。

インプット不足のまま、アウトプット

し続けるしかない状況。



中学生でデビューし、一躍スターに

なったため、気軽に棋士仲間を作れず、

孤高の人になってしまっていること




同い年の伊藤匠くんには、

宮田三兄弟と言われる同門の兄弟子、

本田六段、斎藤明日斗五段がおり、

互いにライバルとして切磋琢磨してきた。


さらに、兄弟子の友人である

佐々木勇気八段などとも親しく

そこからさらに人脈を広げている。


トップ棋士たちからしても、

才能ある逸材だが、トップまで駆け上がるには、

今しばらくの猶予がありそうな(昨年あたりまでは、特に)

伊藤匠くんは練習将棋の相手として、

適任だったと思う。

伊藤匠七段は、練習将棋のパートナーとして、

引っ張り凧だ。



最近では、タイトル戦常連の

渡辺明九段とも練習将棋を指す間柄。


親分肌の渡辺さんのもとには、

多くの若手棋士が集まり、

最近だと岡部四段が今期無敗の

活躍をしている。




一方で、藤井くんは杉本門下で、

初のプロ棋士。


一昨年、兄弟子の斎藤裕也四段が

デビューしたが、藤井くんと切磋琢磨するほどの

実力はまだ無い。


兄弟になぞらえるなら、

藤井くんは実質的に一人っ子みたいなものだ。





藤井くんの練習パートナーは永瀬九段だけ。


伊藤匠七段に比べて、圧倒的に少ない。




伊藤匠七段は、子供の頃から、

将来を嘱望されてきた。


「趣味は将棋」というほど、

研究熱心であることは、よく知られており、

棋界での評価が高い。


彼が正々堂々、藤井くんの得意戦法を

受けて立つのは、自身の地道な積み重ねに

自信を持っているからだろう。



でも、藤井くんとの一番大きな違いは

人脈の広さ

だと思う。



藤井くんは、チーム戦に負けた、

と私は思っている。