- 今日はかなりドン引きされそうな内容になっております。
あ、興味ないなと思ったらさらっと閉じてください。多分私しか楽しくない…かな…。
ではまいります。
平家物語 (岩波文庫 全4冊セット)/岩波書店
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平家物語巻第十 「扇」 …というのを、学生の頃、国語の授業でやってました。
高校だったか中学だったか忘れましたが…。
覚え、ありますか?
舞台は今の香川県、屋島。
平家の軍は海の上、源氏の軍は陸からにらみあってたという状況なんですが…。
あるとき、平家側が海に浮かんだ船の上に扇
を立て「これがうてるか」と源氏側を挑発。
源氏側の将軍、源義経は「うけて立ったろやないかい」とばかりに、配下の那須与一(なすのよいち)という武者を呼んで、「やれ」と命じました。
そして指名された与一は見事弓で扇をパーンと射落としてみせて、両軍大喝采
だった、という話でした。
もー最初読んだとき、これ面白いー!と思いました。
那須与一は飛んでる鳥も3羽に2羽は落とすといわれるぐらいの弓の名手やったそうですが、この戦の前に、体調不良でふせってたそうです。
でも、神仏に「どうか戦に立たせてください」とお祈りしたら、病も癒えて無事参戦できたんだとか。
で、「よかったー出られるー!」って、勇んで大舞台に参戦したらです………。
なんか凄いシチュエーションで自分の名前上がってしまうし。
「いやいやいや、ちょ、無理ですやん! 船の上の的、めっちゃ揺れてますやん、どう考えても外しますって!」ってなりますよね。海の上やし風もふいてるやろし。
「無理です、外したら源氏の名前に恥かかしてしまいます。どうか他の上手なひとにお願いします」、って言ったらしいです。
でも「やらん言うんやったら、ほなもうお前、家帰れ」って言われてしまって……。
そしたらもうこの社会では死の宣告も同然で。
やらなしゃーない。
もし失敗したら、代わりに自分で死ぬと決めた。
与一のたったひとりの戦です。
与一このときハタチ。
小柄な男子だったようです。
一生の中でこんなに緊張したことないぐらい、全身全霊で集中したでしょうね。
「仏様、お守りください。……どうかこの矢を当ててください!」、と祈って、目を開けたら風がやんだ。
与一が放った矢は長く音を立ててぐんぐん飛び、見事、扇の要から3cm上の位置で打ち落とす。
両軍はどよめき大歓声を上げた……ということでした。
国語の授業のあと、与一の「オレァ、やるときゃやるぜ」なスーパースナイパーぶりで友人と盛り上がる。(←盛り上がる話題が苔むした感じで地味ですが)
しまいには、暗唱の試験もないのに、諳んじられるようになりました(笑)
↑中略してます。
ちなみに一緒に盛り上がってた友人は他校の子でした(笑)
なかなか近しい友人たちには同意を得にくい盛り上がり方だったようで(笑)
おかげで試験の点は良かったですねえ…。 国語科と日本史は(興味あるとこだけ)めっちゃ強かったです。(そして理数系に激弱)
香川県の屋島、それからそこより少し東側の牟礼のあたりが舞台だったので、勿論見に行きました。
屋島の上から戦場の海を臨む。 この海で戦ったんだねえ。
で、その源氏と平氏の戦いは、那須与一が所属してた源氏が勝ったのですが……。
那須与一はその後、京都に落ち着いたようです。
京都市東山区泉涌寺山内町にある「即成院(そくじょういん)」。
http://www.negaigamatoe.com/
ここに那須与一のものと伝えられるお墓があります。
あら~与一、こんなとこにいたの。
さらにつづくっ