もうずいぶん暗がりになった帰り道、いつも通りママチャリのんびり回して帰っていたのですが、ふと目の前のまばらな人ごみの中にびっくりするほど小さい人影があったのです。
よく見ると3歳くらいの男の子。

あとから保護者がついてきてるのかと思って辺りを見るけど、ビジネスマンとか学生さんがいるくらいで、誰もそれらしき人はいないっぽい。
「えっ?まさか親御さんいないの?ほんとに?」と思いながら、その子の横を通り過ぎるとき、「おっ… かあ…さ… おかあさ…」と小さい声で呼んでるのが聞こえて、急いで停止。
間違いなく迷子だ。
「どうしたの?」と声をかけると半分泣きかけ。
しゃがんで「一緒にお母さん探そうねえ」というとようやっと頷いたので、手をつないで近くのショッピングモールの入口あたりまでてくてく歩く。
多分この子は、ここから迷って来たんじゃないかな…?と思いながら、一緒に店の中に入ると、しばらくして女の人が「あっ」と声をあげて駆け寄ってくる。
よかった~。おかあさん、発見!
ちょっと目を離したすきにいなくなってしまって…ということだったんだけど、お店の外まで出てずいぶん遠くまで行ってしまっていたということに、すごくびっくりされていた。
大通り沿いでかなり暗い中だし、ホントに何事もなくてよかったと私も思う。
「じゃあね」とちびっこの頭を撫でてお別れ。
怖かっただろうに、大泣きもせずに頑張っていてえらかったね。
帰り際、また自転車を出してショッピングモールの入り口前を通ると、さっきの場所のままでちびっこはお母さんに抱っこしてもらっていて、私もちょっとホッとした。
それはそれでよかったんだけど、お母さんが「あっ」と言って駆けよって来た時、幼児連れ去り犯だと思われて怒られたらどうしようって一瞬思ってしまったよ(笑)