フランス旅行 5月16日〜6月3日
朝早めに起きて荷物をまとめ、ホテルの朝食をしっかり食べて、タクシーでリヨン駅にむかいました。
パリではタクシーを 手を上げて拾うのではなく
ホテルが呼んでくれます。
TGVはリヨン駅を9時10分に出発。
リヨン駅までメトロでも行けますが、メトロはなにしろエレベーターもエスカレーターないんですよ。弱者や高齢者に不親切ですね。ヨーロッパの国色々行きましたけど、パリのメトロほど弱者を無視した所は少ないように思います。
オリンピックもあるというのに、スリもほおったらかしですしね。メトロはパリの殆どの所に安い運賃で行けますから、便利なんですけどね。なんとかしてほしいです。
トランクを持ってあの急で長い階段を上がることは高齢者にはとても無理です。腰を痛めますから。
メトロ
前日、60代らしきご婦人がメトロの階段を大きなトランクとバッグを抱えて、必死で上がっておられました。夫がすぐに手伝ったのですが、そのご婦人、なんと、
「ありがとうございました」と綺麗な日本語でお礼を言われたので驚きました。嬉しいものですね。
夫は「どういたしまして」と笑顔で返しましたが、
すごく重かったらしいです笑
というわけでタクシー代は勿体無いけれど、タクシーを頼みました。
途中、ルーブル博物館の前を通り過ぎました。
大変立派で、広ーいリヨンの駅です。
大き過ぎて全景が撮れません。
ヨーロッパの列車は、ホームの番号を電光掲示板で確認出来ますが、ギリギリになって変更されたりするんですよ。それで大慌てした、というエピソードをよく聞くので、目を光らせていました。↓
余裕を持って早めに来たので、電光掲示板の前のベンチで睨めっこ。
国内外から色んな人達が来ています。
それを見ているだけでも面白い。
隣に座る人が変わる度に、スリではないかと用心してしまいます。
構内では立派なレストランもありますが、まだ朝早いので営業していないようでした。↓
最近は、この自動改札機で、
予約したQRコードをピッとするんですよ。
スマホがないと、個人の海外旅行はなかなか大変です。普段スマホを使い慣れていないお年寄りは、モタモタしてしまうでしょうね。ま、紙にコピーしておいても大丈夫ですが、殆どの人はスマホです。
改札口です。
ピッ!夫がモタついています。やり直し。
いつも二人のうちのどちらかが必ずもたつきます。
最近は空港の入国のパスポート検査も顔認識も自動チェックが多いです。最後のスタンプだけ、係員がやります。
2階席でした。トランクを持って上がるのはいつも夫の役目です。一旦自分のトランクを持って上がってから私のを取りに降ります。感謝しかありません。私は植木鉢を持っただけで腰痛になり歩けなくなったりするのですよ。
さて、ニースに到着するのは2時55分。長い道中です。
食堂車があるかも分からなかったので、前日から赤飯と梅干しのおにぎりを作っておきました。あったとしてもどうせ高いハンバーガーかサンドイッチですから、節約、節約!
レトルトの非常食なので不味いですが、ま、南高梅と海苔のお陰で、なんとか......
左のグループは家族旅行でしょうか。
車椅子のおじいちゃんを支えておられるご家族のように見えました。男の子は孫でしょうね。おじいちゃんの背中に手を当てている姿に愛を感じました。
後ろの乗客もじっと待って見守っています。
感動したシーンです。
車窓から のどかなフランスの田舎の風景
斜め向かいに、向かい合わせの席があり、4人の乗客が談笑していました。どうやら知り合いではなくて、ただの乗客同士。自己紹介がてらの会話だったようです。
中国系の人と白人の人達です。
お話が一区切りついたようで、中国系の若い男子学生らしき人が、すごい大口を開けて居眠りし始めました。鼻も口も大きく開けたそのお顔がとってもユーモラスなので、私達もこちらで密かにクスッと笑っていたのです。
そうしたら、白人の男性、そのお顔をスマホで撮影して、誰かに送信していました。
そして知らんぷり.......あらららら、それはちょっと・・・
ニースに到着。
私達は、メトロやバスに乗れるカードを買おうと
構内の自動販売機で 又もたついておりました。
そうしたら、先程の中国系の若い学生風の男性が助けてくれました。
綺麗な英語で、とっても紳士でした。
寝顔を見て笑ったことを後悔しました。
ごめんなさい&ありがとう!
さて、トラムに乗って、予約しておいた
アパートメントに向かいます。
これからが大変でした!
迷路のような路地!
長くなったので、次回のブログに書きたいと思います。
今日も拙ブログを覗いてくださりありがとうございました。