今回のフランスの旅は、何度も書きましたが、パリが目的地ではなく、フランスの村だったのです。

私は人が多い都会より、静かな田舎の方が好きです。

パリ2泊→ニース5泊→アヴィニヨン6泊→パリ3泊というスケジュールでした。

乗り継ぎの都合上、パリを経由しなければならないのでやむを得ず立ち寄ったとは言え、やはりパリは

魅力的な都です。

 

パリの主な観光地はざっと行ったことがあるので、今回事前に予約したのは、

前半にセーヌ河クルーズとモネの庭園、

そして後半にオペラガルニエ見学、ヴェルサイユ宮殿です。

セーヌ河クルーズは夫の希望です。

 

 

 

予約した観光地だけ行って、パリはのんびりと散歩でもしておこう、散歩ならお金もかからないしね、なんて話していました。

しかし、せっかくパリに行ってるのにのんびりなんて無理な話でしたけどね。

 

セーヌ河クルーズにも色々ありまして、

ランチクルーズ、ディナークルーズなどがあります。夜景が見えるディナークルーズは大変な人気

だそうですが、夜景が見えるのは9時半過ぎです。

皆さんワイン飲んでとても盛り上がって、景色なんて結局観なかった、なんて言う人が多いそうです。

私達はそんな遅くまで起きてられませんし、高いツァーは参加しません。出来ません。

で、お食事がついていない、ただのクルーズを申し込みました。安いですしね。これ、大事なポイント!

年寄りの旅行ですから、盛り上がらなくてもいいんです。ゆっくり眺められたらいいんです。

船からエッフェル等を撮影したかったのですが、逆光で、さっぱりでした。

 

 

 

ちょうどお腹が空いていたので、乗る前に屋台でランチを買いました。

 

     (私ではありません)

paninisというそうで、温めてもらったので、とっても美味しかったです。

中身が見えないので、あまり美味しそうに見えませんけど、チーズもハムも入ってますよ。

屋台ですから嬉しいことに安かった。

飲み物とで1人分 10ユーロ。

船で観光しながら頂きました。


 

 

 

ここにも日本人は一人も乗船していませんでした。

韓国人、中国人、台湾人らしき人はいましたけど。

 

image

 

エッフェル塔、逆光でまっ黒。


 

 

時間は1時間。

セーヌ川沿いに歴史ある大きな建物が立ち並んでいます。

セーヌ川と、セーヌ川沿いにある歴史的建造物などをすべて含めて世界遺産に登録されているんですよ。

 

折り返し地点は自由の女神像です。

これは、フランス革命100年を記念してアメリカから寄贈されたそうです。

アメリカの自由の女神も、フランス人の有志からアメリカ独立100年記念日にプレゼントしてもらったそうなので、お返しですね。


この船に乗るのに二つ前のメトロの駅で降りて歩いたし、長時間のフライトの後だったので、

クルーズ船でずっと座れて、疲れが少し取れたような気がしました。

 

 

 

 

 

この後、明くる日に行くモネの庭園ツァーの集合場所を確認しに行ったのですが、

とても分かりにくくて、見つけるのに随分と時間とエネルギーを使いました。あーややこしい!

こんな無駄な時間を使うのなら、やはり個人で列車とバスで行けば、庭園もゆっくり見学出来たのに、と思います。

ま、一応確認できましたが、また疲れてしまったので、この目立っているカフェに入ることに。↓

 



カフェは外のテーブルが人気だそうですが、私は

殆どの日本人がそうであるように、疲れを癒すにはやはり日陰のある落ち着く店内のテーブルが断然好きです。

フランスで初めてカフェに入って嬉しかったのですが......

 

 

ウェイターの調子のいいおじさん、何か変な日本語で話しかけてきます。サービスのつもりでしょうが、カタコト過ぎて不正確なら使って欲しくないです。

どんな珈琲を注文しよう思って迷っていたのですが、Water ?と聞かれるので、お水は日本のように無料かと思って、取り敢えず

Yes,pleaseと言いました。

フランスでもレストランで無料のお水は出て来ますから、そのお水かと思いました。

でもどうしてWater?    なんて訊くのかしら?

届いた2本の瓶のお水、、、、え?これ有料のお水なんじゃない?

 

珈琲はアメリカンを二人ともオーダー。

結構待たされてきたのが、これ。

 

 

透明なガラスの器に熱いコーヒーが溢れるほど入ってます。写真は少し飲んだ後に撮影したものです。

取手がないので、持つ所がない!

とても熱くて持てません。こんな熱いコーヒーならマグカップにすべきでしょ。

「これどうやって飲むんだ?」

「冷めるのを待つしかないね」

「美味しくない。飲む気になれない」

二人とも残しました。

暫く休んで清算したら、

なんと二人で5100円。珈琲だけ飲むつもりでカフェに入ったのに。

「えーっ!びっくり!もうカフェには入れないね」と驚きました。というより、何故お水を押し売りしたの?

 普段あまり外食はしませんが、たまにランチで丸亀製麺に行っても、お腹いっぱい食べて2人分

1400円程度なんですけどね。

 

このフランス旅行でカフェに入ったのは、これ以後、エクスアンプロヴァンスで主人が疲れて気分が悪くなって休んだ時だけ。

その時は、ホンの小さいケーキとデカフェで2人で7000円.......日本では殆どカフェに入らないので、

なんか無駄使いをしたような気がします。


ま、この値段で文句があるなら、円安の時にフランスに行くな、って言われそうですが......

しかし、それにしても悲しくなるほど高い!!

 

さて、パリはオリンピック前で、あちこちに開会式の、観覧席を建設していました。


すごい!

 世界遺産のセーヌ河沿いで開会式するだなんて、よくそんな考えましたね。でも、期待していますよ!雨が降らなきゃいいですけど。

世紀の祭典、私も参加してみたかったですけど、

入場料もホテル代もメトロ代も何もかも高いので、

とても無理です。

 

 この高くて不味いカフェの近くに、エッフェル塔がよく見えるところがあります。




たまたまここを通って撮影したのですが、

通の人に聞くと、ここは定番の撮影スポットなんだとか。

 

 



 よく見ると細かいところまで装飾があるんですね。

素晴らしいと思いませんか。

 



展望台、いい眺めでしょうね。

予算の関係で上りませんでした。




ストリートミュージシャンは上手い人が多いですね。



エッフェル塔は完成した当時は鉄の塊だと随分不評出したが、今ではパリのシンボル。

私も大好きです。

女王様のような姿だと思いませんか。

 

最後に、このパリの男女兼用公衆トイレ↓

ちゃんとぺーパーもついているし、広くてわりと清潔なんですが、中から鍵が掛けられないんですよ。

と言うか、締め方が分からない!

で、夫に番をしてもらいました。

鍵をしていないからか、用を足している時に急に

真っ暗闇になるんです。

真っ暗です! 広いので余計に怖かった!

ついでに今度は夫も入りました。

やっぱり真っ暗闇に!

夫も焦っておりました。

原因分からず......

 

 

 ま、所変われば色んな災難があります。


今日も拙ブログに立ち寄って下さりありがとうございました。

フランス旅行まだまだ続きます。