久し振りに京都に行ってきました。

今年の梅見以来です。

いつもは主人の運転で楽々行くのですが、

今回はお友達のお誕生日会兼ねて、三人で阪急電車でお祝いの日帰り旅です。

やはり電車だと、観光シーズンの京都行きはちょっとしんどいお年頃になりました。

 

目的地は、京都の原谷苑です。

 

 (原谷苑→以下の写真全て原谷苑)

 

ここは春の花木達が一度に咲き誇って、

夢の国の様に美しいのですが、

山の上の不便な場所にあるので、なかなか辿り着くまでが大変なのですよ。

 

 

 

 

シャトルバスが出ているのですが、なにしろ大変な人気なので、すぐに乗れる訳でもないらしいのです。そのバスが出発している場所も分かりにくいらしい。

で、三人なので西院からタクシーで行くことにしました。(ネット情報)

割り勘だと、タクシーに気軽に乗れて良いですね。

 

 

 

私とお誕生日のTさんは出発は同じ駅ですが、Fさんとは住んでいる所が離れているので、西院で待ち合わせることにしました。

 

日帰り旅でも、何か失敗をやらかす私。

ネットで検索すると、西院は京都線で特急に乗り、桂駅で乗り換え、と出ていたので、てっきり桂から出ている嵐山線に乗りかえるのかと信じ込んでいました。

 

 

 

 

しかし、嵐山線に乗り換えても、西院という駅は無くて、終点の嵐山に到着してしまいました。

Fさんからは、もう西院に着いたとのLINEが。

 

あれ、どうなってんの?

なにしろ電車でお喋りばかりしているものだから、

通り過ぎちゃったのかな、と思いきや..,.

 

運転手さんに訊いてみると、ひゃー西院は嵐山線ではなく京都線でした!

桂駅で乗り換えというのは、特急は停車しないので各駅電車に乗り換える、ということだったのです!

 

タクシーで西院まで行くのと、電車で引き返すのとどちらが早いかと、運転手さんに再び尋ねると、

すぐ折り返し出発しますのでこちらが早いです、との事。

 

Fさんに、今日はケーキおごるから、ごめんなさいね、とお詫びのLINEを送りました。Fさんには結局その日、ケーキをおごるチャンスがありませんでしたが。

 

 

 

 

引き返して無事、西院で集合出来ました。

Fさんは40分も待ったのに、笑顔で迎えてくれました。彼女はいつも優しいのです。

良かった!私も彼女のような広い心を持った人になろう!なんて、もう遅いかなおねがい

 

で、タクシー乗ろうとしたら、

Fさん、金閣寺行きのバスに乗ったら、そこから原谷苑行きの無料シャトルバスが出ているらしいとの情報を得ていました。

三人バス代を足したら、タクシーで行くのとあまり値段は変わらないと思うけど、

ま、いいか、と市バスに乗りました。

 

 

 

で、金閣寺行きの超満員の市バス・・・・・

もうこれ以上乗れる隙間がないのに、

「皆様奥へお詰め下さい」と停留所に止まるたびに

アナウンスするのです。

なにしろ、外国観光客が大好きな金閣寺行きのバスなので、中は半分以上は外国人です。

 

 

自撮り棒でバス中の混雑ぶりを動画撮影している

ラテン系のお兄さんもおりました。

帰国してから動画を親戚友人に見せるんでしょうね。

 

 

 

私達が目指す原谷苑は、タイトルにもつけたように

「この世のものとは思えない美しさ」ですが、

外国人にはまだ知られていない京都の穴場なので、バス中の外国人全員が金閣寺行くものと思われます。

 

 

こんなバス中に、ひときわ美しい大和撫子のような乙女が一人で乗っていました。

まさに掃き溜めに鶴!(あ、失礼!)

尋ねると、我々と目的地は一緒。

あちらで会えたら、撮影させてね、と

厚かましく予約を取り付けました。

いや、本当に美しい!

 

 

 

この女性については、

又改めてブログに書きたいと思います。

 

 

 

金閣寺で降りましたが、

原谷苑行きのシャトルバスは見当たらない。

交通整理のおじさんに訊いても、分からない。

 

そう言えば、ネット情報で

原谷苑行きのシャトルバスの乗り場が分かりにくい、と書いてあったのを思い出しました。 確かにね。

 

 

 

Tさんが、金閣寺前の売店を見て

「私、ソフトクリーム食べたいわ」

なんて言いだしましたが、私、シャトルバスが見つからず焦っているので、我慢して頂くことに。

また今日の何処かで食べるチャンスはあるしね。

 

 

 

 どうせシャトルバス乗り場が見つかっても

すぐ乗れるとも限らないので、

タクシーに乗ることにしました。

いやあ、原谷苑までの道のりは遠い。

夫の運転の車で行けば、寝ていても到着するのだが。  

帰宅してこの話をすると、すぐに

「僕のありがたみがよーく分かったやろ」と言われた。  分かってますよ!

 

 

 

 タクシーに乗ると、山道をクネクネ回りながら

上っていきます。この登坂は行くのは無理。

でも、あれもう着いたわ、と言うくらい金閣寺からは近かったのです。

1100円でした!

 

 

受付で入場料1800円払って、いよいよ2024年度の原谷苑! 

一年間待っていました!

夢の様に美しい原谷苑!

私が誘ったお友達も喜んでくれている様です。

良かった !

 

 

 

ここはお弁当持ち込み禁止なんです。

ここで花見をしたかったら、予約しておかねばなりません。

これが、予約しておいたお弁当です。

京都らしいお上品な薄味で、美しい!

 

2500円也。

 

ここは、個人で持っていた山を、自分が楽しむために花木を植えておられたのです。

春になると身内だけで花見を楽しんでおられたのですが、あまりにりっぱになったので有料で公開するようになったそうです。

 

 

ここは、まだ外国人観光客には知られていないので、9割がた日本人です。

もう数年後には、ガイドブックに載って・・・・・わあ、それはあまり想像したくないなあ。

 

美味しいお弁当を頂いた後は、仁和寺まで歩いて行くことになりました。

 

次回のブログ、またご覧になってくださればうれしいです。