每日ああでもないこうでもない、と

5月のフランス旅行のプラン作りを

ガイドブックやネットの情報を見ながら悩んでおります。



(12年前に訪れた
 フランス アルザス地方)


私達夫婦、これまで個人旅行は、

スイス、イギリス、スペイン、アイルランド、ニュージーランド、タスマニア島、カナダに行っていますが、

これだけ悩んだのは初めてではないでしょうか。フランスは世界一観光客が訪れる憧れの国です。

その気持ち、本当によく分かります。



(フランス ストラスブール)


5月の旅は、ゆったりとした日程で移動は少なめにしよう、と思っていたのに、

なんのなんの、行きたいところが多過ぎですし、見捨てるには惜しい観光地も多過ぎなんですよ。


パリは中継地点だと思っていました。

24才の頃、大学時代の友達とツァーに3日間参加しているし、新婚旅行でも3日間観光しています。

だからパリはもういい、とずっと思っていました。

でも、それは大昔の事なんですよ。


やはり、久し振りにガイドブックでエッフェル塔を観ると、ワクワクしてくるんです。

青い空がバックのエッフェル塔や、

夜のイルミネーションのエッフェル塔

写真を撮ってみたい!


そして、エッフェル塔に登ってみたい!一番高いところに上って、巴里の空の下を眺めてみたい!

という気持ちになってきたのです。

エッフェル塔はまだ上ったことかありません。見たことはあっても上った人は少ないのではないでしょうか。



(フランス 
   アヌシーのホテルの朝食)


フランスは、私の周りには結構行ったことがある人が多くて、情報が入ります。


マルセイユは治安が悪いので

スルーしようと思っていたのに、

「えっー、マルセイユから一駅行ったカシスという港町が素敵なのに!」

「ブイヤベースをマルセイユで食べた方がいいわよ!」

と勧めてくれる友達が数人いるのです。

一人ではなく数人に言われたら、

じゃせっかくだから行かなきゃ、という気になりますよね。

でも、マルセイユでゆっくりしていたら、エクス・アン・プロヴァンスを楽しむ時間が少なくなってしまう……


(フランス アルザス地方)


古城のカルカソンヌは、

夫が行きたい、と言います。

ええ〜っ、カルカッソンヌに行くと、ジヴェルニーのモネの庭園に行けなくなるじゃない…… 

夫曰く、 

スペインでは

「トレドを見ずして死ぬなかれ」

イタリアでは

「ナポリを見ずして死ぬなかれ」

そしてフランスでは

「カルカソンヌを見ずして死ぬなかれ」と言うから、やっぱりみておかんとな……

いやいや、それなら

カルカソンヌは先送りした方が長生きするのではないか、なんて考えたりもするのですが。

私は古いお城より、美しいモネの庭園に行きたいのですが……




これはゴッホの絵で、
「夜のカフェテラス」です。
まだこのカフェは営業しているんですよ。ここは今度訪れることに決定。


しかし、

行きたいところすべて行ってたら体が持ちません。

19日間の旅は長い!

せっかく来たんだから、と欲張ってぎっしり予定を詰め込むと、

最後の方はヨレヨレになるに決まっています。

思えば、カナダ旅行でもスペイン旅行でもイギリス旅行でも

最後の日はもうぐったりで、どんなに美しい景色も絵画も、どうでも良くなるんですね……その頃は今より若かったのに。

私達は70代の老夫婦になったというのに、欲張りすぎではないか。


ゆとりのあるプランにしなくては……

いや、せっかく行くのだから……

いや、それでは体が……

でも、これが最後の海外旅行になるかもしれないから……

と、每日迷っております。

体力作りにも励まねば!



今日もブログを覗いて下さり

ありがとうございました。